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ガラクタジジィは今日も拾う  作者: じじぃになりつつあるもの
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【災害】

お酒は以前も飲んだやつで、月桂冠のPREMIUM DAIGINJOで、前も飲んだこともあり出汁パックつっこんでいました。

つまみは鶏のぶつ切りな焼いたやつかな?

昨日は、ちと会社から電話あって出る可能性もあったので酒のまずにいた。

そしたらなんもなかったというね。

そのせいか文字数多くなったなぁ。

「へへへ、なんだか分からんが、こんなモンスターみたことねぇ。」


「これって、レアモンスってやつなんじゃない?」


「いやいや、オンリーワンなのかもしれんぜ、まぁあのジイさんの普段の言動からだとちょっと関連付かないが。」


それはそうだろう、ガラクタジジイはレアなアイテムの類に興味を見せない。


そこの拘りの根源を知るものは少ないが、そう言って憚らないのは有名だったりする。


ならばモンスターに関しても同じスタンスなんだろうと想像はできる。


ここは、街中、そこそこ大きい街で宿屋のなかの個室を借り切っている。


幸いなことに、ビーズも何故か大きく動こうとはせず、ちょっと身じろぎする程度でおとなしい。


無邪気に動くこともなくなっている。


さっきまでは主人が近くにいて、遊んでくれていたのに、いつの間にかいなくなって寂しくなって、ちょっと眠っているのかもしれない。


「そんでこいつはどうするんだ?」


「そりゃ、あれだ……殺してアイテムドロップ奪うとか?」


「いや、やめておこう。

 それはちょっと何か洒落にならないことが起こりそうだし。」


別にジジイが怖いわけではないのだが、何をするか分からない存在というのは結構厄介だ。


報復されるだけならいいが、下手するとおかしな動画が拡散するような事やそれに相当するような事が起きそうな、そんな予感。


厄介と怖いは似ているようで違うのだ。


「それじゃ、当初の予定どおりあの人呼ぶ?

 伝説のテイマーの弟子の友人という、あのテイマーの人?」


それは自称するには、逆にちょっと面倒ではないだろうか??


「そうしよう。

 あのジジイがテイムできたモンスターだ。

 本職にかかればあっという間だろうさ。

 後で消沈しているジジイをみるのも悪くねぇ。」



「はいはいはい、私が、伝説のテイマーの弟子の人の友人のテイマー、テムズですよ。

 珍しいモンスターがいるということで、今日はきてしまいました。」


動画でも取り始めるかのようなテンションで、例のテイマーが宿屋の個室のなかに入って来た。


「今日は、この珍しいモンスターちゃんをテイムしたいと思います。

 噛まれても引っかかれても、決してテイムすることをやめない、むしろ燃え上がる。

 そんな生き様を見てほしい。」


やはり動画を撮っているのではなないだろうか??


「そういう前置きはいいから」


「駄目です!

 そういうテンションの下がることを言うのは!!

 モチベーションというのはとても大事、相手の様子をみて言葉をえらんで、気持ちよく仕事を遂行してもらう。

 ゲームでも現実でも一緒ですよ。

 お笑いのコントで有り得ない事を話だした事自体にツッコミを入れない、そういう気持ちが大事ですよ!!!」


ある意味正論だが、ツッコミ入れずにはおられないテンションなので彼は悪くない。


「……さて、気を取り直して、やりましょう。

 ここにいる、えーっと、ビーズちゃんですね。

 モンスターの種類は、ほほー、該当なしということは、本当にこの子だけ(オンリー)なのかもしれません。」


実際そうなのだが、それが分かる手段は存在しないのが現状だ。


「まぁいいでしょう。

 それでは、テイムを今から行います。」


それから、十分間程、黙ってテムズとビーズは睨みあう?

ビーズには目がないので、目は合わないのだが。


「ふむ、まだ繋がっているか?

 ……こうしてやれば、どうだ!

 ビーズちゃんの紐を切れるかな??」


<--テイムの絆が切れました。

 無限インベントリのリセットの為、放出が始まります。

 ご注意下さい、30分後に処理が始まります。

 計算では3日程かかりますので事後承諾ですが御承知下さい。-->


いつもの理不尽ともいえる一方的なアナウンスがテムズのみに伝えられる。


そして、何故かテムズは聞いていないふりをしてテイムを続ける。


実際、絆は切れたかもしれないが、テイムできたわけではないのだから。


「けっこう時間かかるんだな。」


「どこぞのポッケないないモンスターじゃないんだから、バトルしてボール投げてなんてお手軽じゃないんじゃない。」


あれはあれで、よくできたシステムだとおもう。


そして、30分経過すると。


<--最も利用価値のないものから排出します。

 ご注意下さい。-->


ビーズの廻りの床がどんどんと湿ってくる。


「え、なに?」


「何か臭い??」


それはそうだろう、リサイクルで作成して何故か発生する無価値なアイテム、汚水のそれがビーズのまわりから出てきている。


「おもらしした?

 そんなリアルなこと……。」


そういっていられたのは、数分間だ。


汚れた水まんじゅうともいうべきビジュアルになって、大量に汚水がビーズから溢れだしている。


「なんかやばい、逃げろ、ゴボッ……」


逃げようとしたその時に、水量が更に多くなり、個室を汚水で満たす。


最初にいた二人と、テイムしていたテムズは速攻溺れて死亡扱いになってしまう。


水泳スキルを持っていたとしても、これは中々逃れるのは難しい勢いであった。


そして、費用を払っていたプレイヤーが消えたことで個室は解約され、自動的にビーズも外に出てくる。


そこから大量の汚水が発生する。


長年かけて拾い集めリサイクルをしてため込んでいた汚水は街を満たすことになる。


近くにあった建物は流されたりしたが、そこまで大きな被害はなかった……最初は。l


次々に土砂やら瓦礫やら木片なども溢れかえって水に質量が追加されて、結果三日後に街は半壊してしまったという。


「ふー、やれやれじゃわい。

 ここはどこじゃ?」


最後に、ガラクタジジイは多くのガラクタの上で腰を掛けて一息ついた。


ジジイは無限インベントリに入っていました。

どういう状況だったのか、ログアウトとかどうしていたのか、それらは分かりません。

無限インベントリ、引き継ぐならちゃんと綺麗にしないとね。

そう思ったらこうなった。

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