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ガラクタジジィは今日も拾う  作者: じじぃになりつつあるもの
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【修行パート】

今度は梅酒とデパートのお寿司です。

お寿司は夜の残り。かっぱ巻きと鉄火巻きです。

梅酒は天紅という日本酒ベースのものです。

結構酸っぱいかな、今回はお土産にもらったものです。

もういっこ天白ってのものあるけど、こちらは次回

300mlなので、一回で飲み切るね。

「よし、いけ、止まれ、右、止まれ、左、止まれ。

 ・・・・・・。」


『なんでいきなり?

 めんどうだよぉ。』


珍しく背筋を延ばそうとして猫背になっているガラクタジジイと、ビーズのやりとりは何ともなっていなかった。


それはそうだ、テイマーと違い、念話のような意思疎通もできるのだから、やり方が間違っていた。


「うーむ、これは待機コマンド連打かのう。

 まるで言うことを聞かんし、捨てることもできんから仕方ない。」


今はマモルくんもログアウトして一人と一匹でマンツーマンの指示をしている状態だ。


一応、ビーズもコマンドには従うのだが、数分もすれば勝手に動き出すのだ。


なので、連打するしかないかと考えているところだったりする。


諦めたともいう。


『それより、あれ食べるね。

 味はなさそうだけど、大きいしいいよね。』


ガラクタジジイの返事も待たずに、再び進みだすビーズ。


その進む先には、枯れた大樹があった。


ここは街でも草原でもなく、岩砂漠地帯で、枯れた木々とあちこちにひそんでいる動物やモンスター、そして昼は暑く夜は寒い、体感設定をリアル寄りにすればするほど厳しい気候の中にいる。


迷惑をかけることは本意ではあるものの、自分の意図しない迷惑がばらまかれるのはガラクタジジイにとって本意ではないということだ。


「おい、待たんか。

 ええい、待機連打じゃ!」


ビーズはコマ送りのように進んでいく。

かまってもらっているように感じているのか、念話からも不快より楽しいという気持ちが流れてくる。


これはあれだ、乱暴に高く放り投げたり、ぐるぐるまわしたりすると喜ぶ幼児のようなものだろう。


「ええい、この樹を食いたくばワシを越えていかんかい!」


まるで別ゲームの主人公や当て馬のようなことを言って、ビーズのまえにガラクタジジイは立ちはだかる。



数時間後

そこには何故かビーズだけが立っていた。


ガラクタジジイはどこにいったのか。


ビーズはどうなるのか。


そして、何が起こったのか。



「へへ、ラッキー。

 ジジイいねぇじゃん。

 こいつは俺が貰っていく!!」


ビーズは攫われた。

毎回だけど、考えていたことと違う。

酒の導きなのだろうと毎回思っている。

そして、とうとうプレイヤーが消えました。

次回は流石に別視点パートにせざるえないかなぁ。

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