【テイムに必要なこと】
今回は、亀の尾から越の寒中梅なんだけど、少し前に冷で飲んで、呑みやすいんだけど。
何か物足りないというか、何か抜けている印象が強い。
なので、燗にしてだしパック放り込んで吞んでみました。
うまいけど、吟醸酒の飲み方ではないなぁと我ながらおもう。
まぁ、旨ければ自分的に正しいからいいんだけどね。
つまみはのり揚げとかいうやつ、カロリー高そう。
けど、食物繊維もあるから、なかなかに悩ましい美味しいつまみです。
「んで、呼ばれた理由はこれ?」
いつもの護衛役こと、マモルくんが呼ばれていた。
今回は護衛兼相談役として来ている。
「そうじゃ、こいつなんじゃが、ワシのテイムモンスターになっておるのに言う事をまったくきかないじゃよ。」
「いやそんなん言われても、俺もテイムなんてしたことないし。
まぁ言う事聞かないならリリースすればいいんじゃないかな?」
たしかに普通のモンスターならそれでいいだろうが、そうはいかない理由がある。
「レアモンスかもしれないけど、マイナスになるならいつもならぶった切るのになんで今回は面倒なことしてるの?」
「いや、まぁ、そのなぁ。
なんというか、忘れ形見のようなもんじゃでなぁ。」
もじもじしているが、不気味なだけだと沿えておこう。
「え、らしくない。
それはそうと、今回は費用は前払いじゃないんだね?」
どうやらいつもは依頼と同時に料金を払っていたようだ。
おそらく、信頼の積み重ねのなせることだろう。
「いや、まぁ、そのなぁ。
ちょっと、そいつのせいで、金を引き出すのがなぁ。」
「いやいや、いつもの無限インベントリとかに入っているでしょ?
それとも何かケチる理由でもあるの??」
怒ってはいないが、マモルくんも少し不機嫌になっているようだ。
いきなり支払い方法を変えられたら、確かに嫌な気分にもなるだろう。
いつも現金払いしている人が、いきなりツケでなんて言って来たら、信用があろうがなかろうが、何かを疑ってしまうものだ。
「いやな、実は、無限インベントリ、今ワシにないんじゃよ……。」
「は? とうとうバランス調整入った?」
「いや、そうじゃない、いやいや、そういうことでもあったのかもしれんのう。
ワシの無限インベントリは、そこのテイムモンスターと合体してもうてなぁ。」
「はぁ!?
……そら、テイムできないと大変なことになるね。」
呪いはただの嫌がらせだけど、無限インベントリは超便利スキルだ。
普段から使っていて、いきなりなくなったら困ることこのうえない。
「だから、リユースは呼んでないんだね。」
「そうなんじゃよ。
せめてこいつからアイテム出せるようにせんと、ろくろく拾い物もできん。
こいつはこいつで勝手に草なんぞ収納していくし、なんとかならんか?」
「まぁ、ちょっとあちこち聞いてみるけど、期待しないでね。」
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「うーん、芳しくないなぁ。
テイム自体が稀みたいだし、テイムしたら独自のコマンドがでるとかフィーリングでなんとかなるとか、色々情報があるけど。
正解がわからないなぁ。」
「そうか、こいつが勝手にどっか行きだす前になんとかしたいんじゃがのう。」
二人では、なかなか知恵は出てこないようだ。
「そういえば、聞き忘れてたけど。」
「なんじゃ?」
「これの名前はなに?」
「ん? そんなもん必要ないじゃろ。
こいつユニークモンスターらしいから、他におらんようだしの。」
そういえば、確かに"こいつ"としか言っていない。
「せめて、名前きめてあげよう。
それが何かのキッカケになるかもしれないし。」
「そういうもんかのう。
それじゃ、まぁ、そうじゃのう。
"ビーズ"でいいかの。」
ビーズクッションからの連想だと思われるが、分かりやすいのは良いことだ。
「それでいいんじゃない。
まぁ、それから検証してみようよ。」
テイムモンスター、名前決めるのが、最初の仕事だよね。
元々あるやつもあるけど、ないならつけてあげないとね。
ガラクタジジイは興味ないことにはかなりいい加減なので、こうなりました。
リユースは呼ぶと足元を見られるのが分かっているので、まだ呼んでおりません。
次回くるかなぁ。




