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今回は、貰い物で欅 大吟醸なんだけど……醸造アルコールが入っているのがちょっとなぁ。
一口目はいろんな味がして、なんだこりゃと思ったけど、呑んでいくと気にならないかな。
ただ、好みからは外れているなぁ。
ちなみに、知り合いは醸造アルコール入りというだけで、買わない。
自分は時と場合によるかなぁ。
つまみは、貝紐。
あと、腹が出てきたので、呑んだ分運動しないといけん。
酔いがまわるから、翌日運動としないといかんなぁ。
『やっと、名前つけてくれたか!
待ちくたびれたぜ、まったく気の利かないジジイだとおもわないか?』
ビーズと名を付けられたとたん、ビーズから妙な声が聞こえてくる。
「なんじゃ?
テイムモンスターって喋るもんじゃったのか??」
「感覚的なものと言われているけど、詳しい話はテイマー版にでもいかないと分からない。」
「なんにせよ、反応があったのはいいことじゃな。
言葉が分かるなら、やってほしいこととかも指示できるからのう。」
モンスターには独自の言語はあるものの、このんで人族の言葉を覚えようとはしないというのがこの世界の設定だ。
なので、珍しいことには変わりないが、肯定的にとらえているようだ。
『まぁ、期待はしていなかったから早い方か。
時間がないから素早く済まさせてもらうぜ圧縮複写<アップロード>をしてと。
後5分くらい待ってくれ、それでこいつは落ち着くから。』
「なんなんじゃ?
まぁ、5分くらい待つが、テイムモンスターってこういうもんかい?」
「やっぱり特殊なんじゃないかと。」
暫く何をするでもなく、5分が経過する。
拾い物をしたくとも、無限インベントリがビーズに移っているのでどうしようもないのが現状だ。
『同期完了しました。』
「終わったようじゃが?
なんじゃったんじゃろう??」
『お答えします。
貴方と共に歩んでいたAIが別世界からアクセスしてきたのが先程の状態です。
現在は、スタンドアローンとして、動いているので別物とお考え下さい。
一週間に一度、ランダムで同期をして情報を送ります。
簡単にいえば、彼の劣化コピー……ビーズマスターという名を名乗ることにしたとのことなので、ビーズ1といったところでしょうか。
それ以外は、ちょっと変わったテイムモンスターなので、末永くよろしく。
操作したいときには、別途画面を起動してください。』
どうやら、ガラクタジジイの呪いとして付随されていたAIが意識をつなぐ媒体にしているようだ。
名付けがキーだったのだろう。
どういう状態かは分からないが、ここの世界の情報を欲しがっているのは確かなようだ。
「まぁなんでもいいわい。
ワシの指示通りに拾い物はできるんじゃろうな?」
『お答えします。
イージーです。
むしろ、それ以上の働きをお見せしましょう。』
「えっと、今気づいたけど、これって護衛対象が増えたってことなのかな?」
確かに、そうなるのかもしれない。
『ちなみに、私は一定以上離れて一定時間経過すると、マスターが変わるので、不要となった時にはそのように対応をお願いします。』
「……いや、それいかんじゃろ!!」
ちょっとプレイスタイルが変わってしまうかもしれない。
電波なペットです。
時々同期をとって、情報を送っています。
どこにかは分からないし、どうなるか分からないけど、ジジイのスキルはどんどん剥がれていっているなぁ。
普通強くなるのに、逆パターンということになるのかな??
ジジイが強くても面白くないから、弱体化しても全然かまわないか。




