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花火の成功

次の日もいつも通り座学を終わらせ自由研究時間になっていた。


私はまだ花火を撃ちだす研究をしていた。


火花を出せばいいのかしら?それとも炎を散らすのかしら・・・


そんな考えをして打ち上げていた。初めは火花を出す方法を試した。火花は散りそのまま下へ落ちていった。


一応こんな花火もある気がするけどちょっと違うかな?次は普通に散らせてみようかな?


炎を打ち上げて四方に散らせた。数は少ないけどそれっぽくなった。


散らす数を増やせばそれらしくなるかしら。


そしてどんどん炎を散らしていった。数は数えきれないほどに散り花火が出来上がった。


これに色を変えてみようかしら。


それからどんどん色を変えて打ち上げていた。


リアーネがそれを見ていたのか目を輝かせて寄ってきた。


「それ・・・私も使いたい!」


「じゃあ魔力をうまく扱えるようにならないとね」


「難しい・・・」


いまだに魔力を感じられていないのか、涙目になりながらこっちを見ているのをみて私は悩んでしまった。


「じゃあ、あなたの研究もしながら魔力を感じる練習して待っててくれる?」


「私の研究?」


「このままじゃ先生に評価もらえないでしょ。だから、自分の魔法を研究していくの」


「何をしたら・・・」


「使いたい魔法を自分で考えるのよ。今のまま本を見て撃ってたら冒険者になれないわよ?」


リアーネは悩み始めた。そして私もどうしたらいいかと考え始めた。


先生に見せる魔法は花火でいいとして他の人が使えるようにする方法を考えないと・・・何か方法があればいいんだけど。


私は悩んでるリアーネと一緒に図書室へ移動した。


そこには大量の本が並んでいてかなりの人が本を読んでいた。


自由研究の時間他の学年の人を見かけないと思ったらここに居たのね。でも思った以上に本があるわね・・・


私は魔法を作る本を探してみることにした。リアーネはまだ悩んでいるのかそのまま教室へと歩いて行ってしまった。


しばらく探していたが見つかる気がしなかったので司書らしき人に聞いてみることにした。


「あの~すいません。魔法を作るのに使えそうな本などありませんか?」


「そうですね~それでしたらあちらの棚の本が最適かなと思います」


かなり奥の方へと移動して教えてもらった。私はとりあえず基本になりそうな本からと探していた。


1冊の本を手に取り私は近くの机へと移動して座った。なんとなく周りを見渡すとタリアの姿も見えた。


意外と勉強家なのかしら・・・普段はよく絡んできたりするけどあんなに静かに本を読む人だったのね。


そうして私も持ってきた本を読み始めた。

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