うわの空?
王子達が帰った後私はいつも通り授業を受けていた。
やっと座学が終わったわ・・・魔法の座学はいいけど貴族の勉強は相変わらず苦手ね。
リアーネ大丈夫かしら・・・先に自由研究してるはずだけど。
私は教室を一度戻ってみるとリアーネは放心していた。
「リアーネ?だ・・・大丈夫?」
反応が返ってこない。余程王子との事が効いたのか動きすらしなかった。
「リアーネ起きて!研究の時間よ!強くなるんでしょ」
しばらく体を揺すると起きた。
「ニーナ・・・?あれ・・・私・・・」
「よかった。起きたのね・・・魔法の練習しなくていいの?」
「やらなきゃ!!魔法!今日こそ理解する」
そういって勢いよく教室を出て行った。
元気になってよかったわ。でも、空回りしないといいけど。
そして今日もリアーネは魔法を撃ち続けていた。
「あんまり撃ち続けてると疲れるわよ!」
そして私も花火の研究をしはじめた。
どうしたら火花が散るようになるのか・・・どうしたら破裂して広がるのか。
ぼーっと炎を掌に出して炎を回しながら考えていた。
しばらくその場でグルグル炎を回しているとリアーネが目の前に来ていた。
「それも魔力を操作してるの?」
「ええ・・・そうよ。でも近づくと危ないわよ」
でも、飛ばして爆発させれるのにその先ができない・・・
なかなか思考がまとまらずグルグル回していた炎をもう一つ増やした。
なぜか周りがどよめいていてリアーネも驚いていた。私は視線の先を見たが誰も何も無かった。
みんなどうしたのかしら・・・誰を見てるのかしら。
ふと私は手の周りを見た。複数の炎がクルクルと回っていた。
あら・・・二つだけかと思ったらいつのまにかいくつか出してたのね・・・
嫌な予感がしてその炎達を上に移動させるとみんなの視線が上に移動した。
あ・・・私のせいね・・・どうやってごまかそうかしら。
そんなことがあって私はより一層リアーネに詰められるようになった。
「魔力が分からない・・・ニーナ教えて!」
「魔法撃ってる時に熱いもの感じない?」
「感じない!」
「それが分からないと次にいけないわ・・・頑張って感じてみて」
リアーネはほほを膨らませながらまた魔法をポンポン撃ち始めた。
でもこのまま撃ち続けてもリアーネの研究にはならないわね・・・並行して別のものもやらせるべきかしら。
考えることが増えて頭がグルグルと回り始めた日になった。
寮に帰るとアンナはまだ帰っていなかった。私は変に疲れたのでベッドに飛び込みそのまま寝てしまった。
「ニーナ様・・・ニーナ様!そろそろ起きてください~」
アンナが帰ってきていた。
「珍しいですね、普段は本を読んでたりしてるのに」
私は寝ぼけた眼でアンナの方を向いた。
「あ、おかえりアンナ。今日は色々あったのよ」
そして王子が学校に来たことを話したりしていた。




