リアーネの練習2
その後また簡単な魔法で色々試していった。
火の玉を飛ばす魔法を私は撃たせてみた。
「少し貯めれると大きくなるんだけど・・・」
リアーネは撃ちながらも考えていた。
「貯めるって何・・・」
「撃つときに少し止めて魔力を貯めるのよ」
「そんなのできない」
何度か撃っていたが火の玉が大きくなることは無かった。
「魔力の動きって何、分からない」
私は簡単な詠唱をして炎を指に灯して大きくした。
「魔力を動かして指に込めたらこうやって大きくなっていくの」
リアーネは少し考えて同じ魔法を使った。そして首を傾げていた。
「どうやれば魔力が動くの?」
「撃ててる時点で魔力は動いてるのよ。ただそのままだと魔力の量が少ないの、だから魔力を自分で動かしてどんどん指に集めるの」
リアーネは理解できていないのか、炎を消してその場で考え込んでしまった。
やっぱり難しいのね。でも、小さい頃やってた時、アンナは炎を大きくすることはできたのよね・・・案外アンナって魔法の才能あったんじゃないかしら。
リアーネはそのまま考え込んで動かなくなったので私は私で魔法を研究することにした。
さっき静電気が起きたのが魔法の効果だとすればもう少し魔力を込めたらどうなるかしら・・・
そして魔力を込めイメージをしていった、しかし手の先からは何もでなかった。
さっきより込めた魔力は多いから不用意に体を触れられないわね。
そういって木を触ろうと近づけた瞬間、木の一部が砕けた。
え・・・なにこれ怖い。もしかして、電気が手に溜まってたってことなのかしら。
私もリアーネと一緒に考えていた。
魔力を手に込めて電気を想像していたから手に溜まっていたのかな・・・だとすると魔力を放出していたらどうなるんだろ。
私は指を出して細く長く魔力を伸ばして焼けた木の方へと伸ばしていった。そしてそのまま量を少し増やして電気が魔力の中を走るイメージをした。そして走らせるイメージをした瞬間すごい音が鳴り目の前の木が裂けた。
リアーネや周りの人は驚いてこっちを見ていた。そしてリアーネは私の方へ走ってきて私を捕まえた。
「今の何!どうやったの!」
私はタジタジになりながらどう答えようかと悩んでいた。すると、固まっていた先生が気づいたようにこちらに来て大丈夫かどうか確認をしに来たので、私は怪我はありませんと答えた。
リアーネは目を輝かせて私を見つめていた。
あれ・・・この目なぜか既視感があるな・・・
アンナはその頃クシャミをしていた。




