表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
86/151

リアーネの練習1

あの日からリアーネは私になついてくるようになった。


次の日から気が付くと近くにリアーネは来るようになっていた。座学の時もとなりに来るし自由研究の時間なんかはべったりといっていいほど近くにいた。


「今日も教えて。どうやって魔力を使うの」


「そうね~ちょっと強い目の魔法使ってみたら分かるかもしれないわね」


「じゃあ少し待ってて」


リアーネはどこかへ走って行った。


凄いやる気ね。私も見習わないといけないわね。


リアーネが返ってくる間、私は何か面白い魔法ができないかと考えていた。


この世界は魔法があるせいか電気というものはあまり知られていないのかしら。静電気くらいはあると思うけど。魔法でだせないかしら。


私は手を前に出して想像してみた。


電気が走る姿・・・とても早くて・・・音が凄くて・・・ビリっと来るもの・・・電気を通すものなら連鎖して・・・


次々と連想していき頭に浮かんで来た。そして私は少し魔力を込め放った・・・が何も出なかった。


ん~何か違うのかしら。


そう思って手を顔に近づけたその時バチっと音がして静電気が走った。


痛い!よく冬場にこんなことあったなあ~。でも、なんで今静電気が走ったのかしら・・・


そう考えてくるとリアーネは本を持って帰ってきた。


「私この魔法使ってみたかった」


そういって本を開き詠唱を始めた。その詠唱は長く感じた。


詠唱が終わると前に出された手から炎が渦を巻いて正面へ飛んで行った。それもかなり大きく遠くまで飛んでいった。


すごい魔法だけど少し危ないわね。使い方間違えたら大怪我するわ。


遠くから先生が走ってくるのが見えた。


上の方に向けて撃っていたため木の上の方が少し燃えたくらいで済んだが先生は少し慌てた様子だった。


「すごい魔法だったけど大丈夫?」


私は苦笑いをしながら答えた。


「ええ、大丈夫ですわ。少しあそこの木が燃えてしまったけれど」


「そう・・・練習するのはいいけど怪我には注意してね」


そういって先生はまた戻って行った。


私は魔力を広げて水の塊を出して消火した。


「そんな魔法もあるんだ・・・」


リアーネは興味津々の様子で私を見ていた。


「どう?リアーネさん体の中で何か動いてたのわかったかしら?」


リアーネは首を傾げていた。


「体の中を動く?分からない。後リアーネでいい」


「分かりましたわ。リアーネ。じゃあ今度は少し小さい目の魔法で体の中を動いてるものを探してみて」


「分かった」


そう言って本のページを変えて詠唱を始めた。今度の詠唱は少し短くて数十秒で発動までいった。

炎の弓矢を構えて正面に向かって撃った。少し燃えた木に炎の矢が刺さっていた。


私はその炎を消しながら聞いてみた。


「どう?分かった?」


「分からない」


もう少し弱い魔法で試してみましょうか・・・これ以上燃やされると面倒ですし。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ