どこに行っても貴族の勉強
次の日の学校の授業は初日よりも座学が多くなっていた。
大体昔に読んだ本の内容に近いものが多いと思い授業を受けていた。
周りをチラッと見てみると必死に紙にメモを取ってる子も居れば聞いていなさそうな子もいた。
タリアは本を見ながら先生の話を真面目そうに聞いていた。
根は真面目な子なのかもしれないね。
そして魔法の勉強の後、一般教養の勉強もやってきた。セバスの勉強に比べればかなり優しく私はそこまで苦労はしなさそうだと思った。
お昼の時間になったので私は昨日アンナが貰ってきたパンを持ってきていたので食べることにした。
他の子は食堂の方へ行ってたり弁当を食べたり外へ行ったりと自由だった。
お昼が終わるとクラスで数人集められた。その中にタリアも居た。
「では、呼ばれなかった人は少し教室で待っていてくださいね~」
ナタリアはそう言って私達を連れて別の教室へ移動していった。
別の教室には数人だが座っていた。
「では、みなさんはこちらで別の勉強をしてもらいます。終わった頃に誰かが迎えに来ると思うのでそれまで頑張ってくださいね~」
そして、私達は部屋へ入って席へ座った。
少しすると上品な人が入ってきた。
「ここでは貴族として必要な知識などを学んでいってもらいます」
私の一番苦手な分野がやってきたのだった・・・
そこでの授業はセバスに教わった事もかなり出てきたがやっぱり苦手意識のせいか覚えが悪かった。
やっぱりこういったものを覚えるのは苦手だわ・・・他の子たちは割と困った様子は無いし、私だけもしかして補習あるかしら・・・
初日ということもあってあっさりと授業は終わったが私はどんよりしていた。
その後、別の先生が迎えに来て、また魔法を撃っていた森へと移動した。
「では、先にやっていた人達に合流して魔法の練習をしてください」
そう言われてそれぞれが散って魔法を撃っていた。
やっぱり私はこっちの授業がいいわ・・・貴族の授業なんてやりたくないわ。
そう思いながら昨日と同じように魔法を使っていた。
そして今日の授業が全部終わり帰りの時間になった。
帰ろうとカバンに本を入れているとタリアが近くに来ていた。
「あらニーナさんもうお帰りになるの?」
タリアは貴族の授業に来ていた子を二人連れていた。
あ・・・これ、漫画とかアニメで見たことあるわね。このあとの展開はやっぱりあれよね・・・
「まだあなたは一人なのですね~流石田舎者ね」
そう言ってタリア達は高笑いしていた。
「もうお友達ができたんですね!羨ましいですわ。タリア様」
愛想笑いと共に軽く皮肉を言って私はさっさと帰った。
「ふん、まあいいわ。所詮田舎者ですもの、わたくしには勝てませんわ」
最後にそう言っていたように私は聞こえた。




