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簡単な授業

学校での説明を終えて最初の授業が始まった。


始めの授業は魔法の基礎から始まった。大体は昔に本で読んだ通りで一部違うところがあるといえば古代魔法の存在であった。


「1学年ではテストもありますからね~覚えて行ってくださいね~」


そういって締めくくり基礎の勉強の時間が終わった。


私はある程度教科書に線を入れて大事そうな所を確認できるようにしていた。


その後魔法の危険性の授業が始まった。


詠唱にしても術式にしても少しの間違いで暴発します。一口に言えばこんな授業であった。


そして教養・・・文字や計算をやる程度、外に出ても恥ずかしくない程度にやるくらいだった。


自由研究時間になると私達は外へと出た。話を聞いていると学校で借りている土地のようで校外にあった。


「ではみなさん!簡単な魔法を撃ってみましょう」


唐突ね・・・いきなりそんなのでいいのかしら。


誰かが後ろから空へ向かって火球を放った。


「こんなのでよろしくて?」


あ~この声はタリアさんね・・・さっそく撃ってるわ。


「ええ、上手ですよ~みなさんも撃ってみてくださいね~」


本を片手に撃つ子や自前のロッドのようなものを構えて撃つ子と色々居た。


私は、あえていつもの魔法は使わずに詠唱をして魔法を放った。


あまり目立たない方がいいよね・・・軽く慣らし程度に。


「あら、ニーナさんでしたっけ・・・詠唱を口に出さずに撃てるのね。凄いわ、でも最初は危険だから口に出して撃った方がいいわよ」


「分かりました。先生」


私は失念していた。普通は詠唱を口に出して放つもんだということに。


まあ、これくらいなら目立つことは無いと思いたいわね・・・


そして私は詠唱を口に出しながらポンポン撃っていた。


周りが少し騒がしくなったのに気付いた。


どうしたのかしら・・・何か視線が。


「あなた魔法をよく使ってるの?」


先生がこちらをみてそういった。


私は思わず周りを見た。あ・・・やりすぎちゃった?


「そんなにポンポン撃てるのは慣れてないと難しいわ」


私はそんな気は一切なくいつもより遅い速度で撃っていたつもりだった。


「あはは・・・、詠唱すれば誰でもできますよ」


何とか誤魔化してみたらなんとなくだが周りも納得したような顔をしてまた撃ち始めた。


周りに合わせないとダメね・・・いっそ最初にやってた魔法を試してた方がいいかしら。


私は最初に使っていた火を出す魔法を使った。そして大きくしたり小さくしたり移動させたりして遊んでいた。


できるだけ目立たない所でやればこれくらいなら大丈夫よね?


ふと、先生の方を見たら口を開けて唖然としてるのが見えた。


これもダメみたいね・・・ある意味難しいわ。


こうしてどれが普通なのか周りを見ながら合わせようと頑張ってみた1日だった。

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