お風呂!
私達は部屋へ戻った。
私は少し疲れたような顔をして言った。
「やっぱりアンナ普通の服着ない?」
「持ってきてるのこれと一緒のものばかりですし、やっぱりニーナ様のメイドですものこの姿がいいです」
こっちもなかなか折れないわね・・・
そうして私は持ってきていた本を読みしばらく時間を潰した。そうこうしていると鐘が鳴ってきた。
「この鐘は何だったかしら」
「お風呂じゃないです?」
そうして私達はタオル等を持って降りていくと女の子達が浴場に歩いていくのが見えた。
宿舎に居たときはたまに女の人とも入ってきたけど・・・ちょっと恥ずかしいわね
浴場へ入ると結構広かった。
流石に宿舎のお風呂と比べられないくらい大きいわね。
体を洗いアンナと共に浴槽に入って温まっていた。
私は少しドキドキしていた。
どこを見ていたらいいのかしら・・・全く知らない女の人の裸なんて。
そうしてドキドキしているとあの女の子がやってきた。なにか不貞腐れてるような顔をしていた。
ドキドキしていた気持ちがどこかへ飛んでいき面倒になりそうだなと直感で思った。
しばらくして私とアンナが喋っているとその子がやってきた。
「ちょっとあなた一体どこのものなんですの!」
私は内心面倒だと思いながら笑顔で答えた。
「私はニーナ・クロフォードと申します。クロフォード領からやってきました」
その子は高笑いとしていた。
「もしかしてあのど田舎の刺されたって噂の子?こんなところで何してるのかしら」
アンナが睨んでいたがそれを隠すように前に移動した。
「魔法を学ぼうかと来たのですがあなたもですか?」
「ええそうよ?ただあなたと違ってわたくしは王都の貴族ですので何かと入用なのですわ」
「そうなのですね・・・えっと失礼ですがあなたはなんて呼べばよろしいでしょうか?」
「ああそうですね・・・あなた、田舎者ですものね知らなくて当然ね。タリア・スレンジャーよ覚えておきなさい」
「では、タリア様わたくしたちはそろそろ行きますので、失礼いたします」
私はアンナを連れて湯舟を出た。
すると前にタリアが立ちはだかった。
「まだお話は終わっておりませんわ」
私は流石に暑くなってきたしそろそろ出ないとアンナもいつ爆発するか分からなかったため少しイラっとしていたが笑顔は絶やさなかった。
「そんな姿で前に立つなんてはしたないですよタリア様」
「あら、見られて困るような体はしてませんわ・・・」
そして私の体を見てきた。そしてなぜか知らないが胸をパチーンと叩いてきた。
「何をするんですか」
「生意気なのよ」
私は痛い胸を押さえながらアンナを連れて出て行った。
脱衣所で私は叩かれた胸を見た。少し赤くなっていたのが分かった。
「なんだったのかしら・・・いきなり胸を叩くなんて」
「ニーナ様嫉妬されたんじゃないですか~?」
「え?嫉妬?胸に?」
「ニーナ様の方が大きいですから!」
私はそういわれてまた自分の胸を見てなぜかすごく恥ずかしくなった。




