一人で呼び出し!?
そして少し話をしてゆっくりとまた部屋に戻って行った。
「じゃあまた明日」
「はい、今日はありがとうございました」
そういって別れた。そして部屋に戻るとアンナが待っていた。
「ニーナ様!どこ行ってたんですか・・・待ってても来ないし」
「ごめんね、ちょっとお城を案内してもらっていたの」
「え?誰にですか?」
「王子様です」
アンナは状況が理解できないのか頭に?マークが浮いてるように見えた。
「少し疲れたわ、休みましょ?」
「あれ?ニーナ様足どうしたんですか?」
王子にはバレなかったのにアンナは気づいたのね・・・流石だわ
「兵士蹴っ飛ばしたら痛めちゃって」
「なにしてるんですか!?」
そういって私は簡単に説明して休んだ。
次の日ノックが聞こえてきた。ドアを開けると厳格そうな兵士の人が立っていた。
あれ?やっぱり私終わった?
そう思いながら付いていくと昨日王様と話した部屋へ案内された。
「おはよう!よく眠れたかな?」
「お・・・おはようございます。おかげさまでゆっくり休めました」
周りを見たが父は見えなかった。私はここで終わるのかなと思ってしまった。
「さっそくだが今日はな、この人を紹介しようと思って来てもらったのだ」
横に居たおじいさんが少し前に出た。
「初めまして、私はアルゴスといいます。魔法学校の校長をしております」
「お初にお目にかかります。ニーナ・クロフォードです」
「さっそくだが、わしと一緒に来てもらいたいのだがいいかな?」
「わかりました」
そういうとアルゴスは王様の前へと移動してきた。そして一枚の紙を出して床に置いた。
「この紙の上に乗ってもらえますかな?」
紙には魔法陣が掛かれていた。
「こう・・・ですか?」
私は乗るとアルゴスも一緒に乗った。すると、紙が光始め私たちは森へ移動していた。
「ここは?」
「魔法学校が借りてる土地じゃよ」
「どうしてこんなところに?」
「今からお主の魔法の力を見せてもらいたくてな」
私は魔力を纏い木に向かって構えた。
「ちょっと待つのじゃ、何をするつもりだ!」
私はびっくりして跳ねた
「魔法で軽く勝負するだけじゃよ」
アルゴスは笑いながら髭を触っていた。
「勝負ですか?」
「ああそうじゃ、この森で魔法を使って模擬戦のようなものを行おうと思う。勝敗はどっちかが"まいった"というかわしが危険だと思った時点で終了とする」
「この格好でですか?」
「わしもローブじゃ・・・そこは許してくだされ。始めの合図はお主がちょうどいいと思う距離に移動してこっちを見た段階でわしが合図を出す。それでよいな?」
「分かりました」
そうして私は背を向けて歩き出した。




