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起きましたわ

体を動かそうとしたがすごく痛かった。


ベッドの上なのは分かった。横を見るとアンナが伏せていたのが見えた。


「アンナ・・・風邪ひくわよ。アンナ起きなさい」


優しく声をかけた。


「ニーナ様・・・むにゃむにゃ・・・どうか目を覚まして・・・」


私は魔力が動くのか試してみたらいつも以上に広がったのが分かった。


困ったわね・・・誰か来てくれないかしら。


「アンナ!起きて!起きてってば~」


私は諦めた。でもあの後どうなったんだろう。誰か知ってる人が来てくれればいいんだけど。


しばらくするとセバスがやってきた。


「お嬢様!?お目覚めになりましたか。すぐ旦那様達をお呼びいたします」


すぐさまセバスは戻って行った。


「待って!セバス!」


行っちゃった・・・アンナこのままだし、もう少ししたら誰か来るかしら


しばらくすると母が勢いよく入ってきた。


「ニーナ!起きてるの!」


流石のアンナもこの音で起きた。


「ふえ!?ニーナ様!?起きてる!」


父も少し遅れて入ってきた。


「ニーナ・・・起きたか。驚いたぞ」


私は事態の把握ができなくてこっちでも混乱していた。


父は少し安堵した様子だった。


「お前はまた心配かけたな・・・まったく」


母は泣きながら私を抱き寄せた。


「そうよ!三日も寝てるなんて心配するじゃない」


アンナもベッドの横で泣いていた。


「ぶじでよがっだ~~~~」


私はこの場で一人だけ呆気に取られていた。


周りが少し落ち着いた頃・・・私はあの後の事を聞いた。


私は崩れ落ちた後そのまま眠っていたようで体はボロボロで手は血は止まっていたが包帯などは真っ赤になっていたらしい足は片方すごく腫れていたらしい。


使用人たちが介抱しながら医者やみんなを呼んでくれていたらしく私はそのあと包帯グルグル巻きでずっと寝ていたらしい。


「そういえばモニカ様とは会えましたか?お母様」


「ええ、会えたわよ。話も聞いたわ頑張ったのね・・・でも無理はしないでって約束したのに」


また泣き出してしまった。


父はいつもの顔になっていた。


「一応何があったというのはモニカさんとアンナから聞いている賊の話ももう少ししたらこちらにも話が来るはずだ。今は安心して休んでくれ。動けるようになったらまた話をしよう」


私は寝てる間に見ていた不思議な夢については話せずにもやもやしながらその日は休んだ。

アンナもう心配いらないからしがみつかないで・・・痛いの。

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