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35歳の近況

何日も経って光の魔法についてある程度形になってきていた。


古代魔法での光魔法だったが、私は尊の漫画やアニメの記憶で想像することが出来ていた。光の剣の様な物を作り出すと魔法で作った壁に向けて飛ばした。弾かれはしたが、しっかりと存在していた。


後は威力よね・・・


魔力を沢山つぎ込み大きくして落とそうとしたけど、大きくなりすぎて色んな人に止められた。


私はその後火の魔法のように圧縮して色を変えることができないかと思ったけど圧縮自体は出来たが、色は変わらなかった。圧縮した光の剣はあっさりと壁を貫いて飛んでいった。その様子に魔法兵は静かに完成を上げた。そして私は他にも光が空からある一定の範囲降ってくる魔法も想像してみた。壁は少し削れたがそれ以上に範囲が広くて地面も沢山削ってしまっていた。私は魔法で削れた地面を直していた。


娘達はその様子を見てかもっとやる気を出して魔法の研究に打ち込むようになっていた。そして数年が経った。


エリナが学校へ行く前の年、私が35歳になった頃。


エリナとエリスは雷の魔法まで撃てるようになり、それぞれが古代魔法から詠唱や術式魔法に変換する研究を始めていた。シエルはまだ魔力を感じる事が出来ずに悔しがっていたが、剣術もかなり上達していた。

私の魔法もあれからさらに威力が増したのか、タリアとたまにする魔法の試合ではタリアの壁も魔法もあっさりと貫いていった。タリアは悔しがってさらに訓練すると言っていた。


タリアの子供達については、あれからそれぞれに考えさせてレオには魔法と剣術をソフィアには魔法を教えることにしたらしく、現在は古代魔法を使う事は出来ないが、火の玉を大きくしたりする事が出来るようにはなっていた。


なぜかエリックも魔法を練習する事になって四苦八苦しながらも、形にはなっていて、今では魔法兵に一歩劣る程度にはなっていた。


娘達は大人達の社交界にも出ていて、私よりもしっかりしていた。ただ、周りの貴族達は依然として縁談や子供達の将来の話をするようになっていた。中には「エリナ様が女王としてこの国を導いていくんだ」という人が現れたり、「シエル様こそ王として君臨されるべきだと」いう人が居たりと派閥まで出来ていた。


私とエリックはその存在に困り果てながらも、それぞれを諫めながら様子を見守った。


そんな中、エリスは着々と自分の家を作るために準備を進めていた。


私の子供のはずなのにしっかりしすぎて少し怖いわ


私はそれからすっかり大人になったアンナと後輩の若い侍女を引き連れて忙しく動いていた。

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