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光と闇の魔法とは一体?

それから日が進んでいき、娘2人は私達と社交界に出るようにもなっていた。


娘2人は思った以上に落ち着いていて、私の傍に居た。周りの人は色んな目で見ていて、私は少し怖く感じていた。そんな中でもエリックは動じなくなっていて堂々としていた。


昔からあそこまで堂々としていたら違う結果になっていたかもしれないわね・・・


社交界では旧友のシェリーや昔助けたモニカの姿もあり、昔の事を話していった。


フォークで刺された話や盗賊を倒していった話などシェリーもモニカも覚えていたらしく、懐かしんでいた。娘達はその話を聞いて興味深そうにしていた。


エリナ、エリス・・・そんな眼差しで見ないで・・・色々あったのよ


しかし、今回の社交界ではタリアの姿を私は見つけられなかった。


それからまた日にちが進んでいった。子供達は魔法の腕がどんどんと上がっていき、エリスまでもが古代魔法を使うようになっていた。シエルはまだ使えないながらも色んな魔法を使えるようになっていた。

そんなある時、私の雷の魔法を覚えていたのかエリナが「教えてください」と言い出した。


「どうして覚えたいの?」


「私も人を殺さずに無力化したいのです」


「危険よ?力加減で人を丸焦げに出来るのよ?」


それでもあの時のような顔をしていたので私は察した。


「古代魔法は想像の魔法よ。想像するのよ・・・雷を」


「雷・・・ピカっと光る・・・」


エリナは手を突き出すと手の先が光った。


「眩しいわ・・・」


「出ませんよ~」


「じゃあ、見ててね」


私は壁を作るとそこに軽く雷の魔法を撃った。


「見てた?」


エリナは同じようにしていたけど手を光らすだけだった。


「エリナ、光らすのではなくて雷を想像するのよ」


「雷ですか・・・」


私は予備知識みたいなものがあったからすぐ出来たのね。向こうの世界の知識だけど・・・そういえばこの世界の光と闇の魔法って、なぜ進歩してないんだろ。


そう思い私は3人とアンナを置いて魔法兵の研究室へと移動した。中に入ると魔法兵が一斉にこちらを向いて敬礼していた。


あの頃居た魔法兵はそんなに居ないわね・・・ナグアも子供の事で手一杯みたいだし・・・


私は本を探して棚を見ていたが目新しい本は無くすぐに子供達の元へと戻った。


「アンナ、明日少し出かけてくるわね」


「どこへ行くんですか?」


「少し魔法の事が気になっちゃって」


「また、魔法ですか~?程々にしてくださいよ~」


「そ、そうね・・・」


アンナの呆れたような顔を見ながら、私はどこへ行くかを考えた。


候補地は数カ所あるわ。アテニア学校と城下の本屋、魔法関連のお店も見てみたいわね・・・


そして次の日、私はアンナに子供達を任せて、お城の使用人を1人連れて城下に向かった。


アンナと違って大人しくて静かね・・・少し寂しいわ


先ずは、本屋に向かい、魔法の本を見て行った。しかし、欲しい本は見当たらずに次のお店へと移動し、どんどん回って行ったがいい物は置いてなかった。途中にある魔法関連のお店も覗いたけど目新しい物は無かった。そしてアテニア学校に着いた。

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