案内頼めるかしら・・・
私は外へ一人で出ると上に居る盗賊元へと飛んだ。
「うわ、お前どうやって。さっき仲間が飛んでったのはお前の仕業か!」
私は笑顔で相手の握っている弓を砕いた。
「ヒィ・・・俺の弓が、この野郎」
短剣を抜いて襲ってきたが腕を殴って折った。
「ぎゃあああ、俺の腕が・・・」
「もう片方も折られたくなかったら道まで案内しなさい」
私は転がって痛がっている盗賊を踏みつけた。
「分かった!分かったから許してくれ」
そして私は盗賊を起こした。
「もしあなたが変な真似をすればもう片方も折るわ・・・次は足ね・・・・」
盗賊は固唾をのみ頷いた。
「後・・・違う道を言われると厄介だから時間が掛かっても折るから気を付けてくださいまし」
盗賊は絶望した顔をしていた。
回り道をして入口の方に降りていくと3人が出てきた。
「ニーナ様一人で行くなんて危ないですよ!ってその人誰ですか?」
私はニコッと笑い
「案内人よ」
そして魔法の炎を頭の上に付け歩いていく途中残っていた盗賊の二人をサッと片付け分かりやすい所に転がしておいた。それを見ていた盗賊は足を震えさせていた。
しばらく歩いていると。
「結構歩いたけどまだなの?」
「も・・・もうすぐでさぁ姉御!」
「誰が姉御よ、やっぱり折ろうかしら」
「勘弁してくだせい」
そして道へ出た。片方の馬車は片付けられていて私たちの馬車も荷物が少し持っていかれてる気がした。
「道案内ありがとね」
そのまま後頭部に一撃重いのを入れて気絶させ私は魔力を緩めたが完全に無くすことはしなかった。
少しまずいわ・・・魔力切ったら多分立てない。
「アンナ、馬車の運転はできるかしら?」
「私ですか!?やったことはありませんが・・・」
「困ったわね・・・」
一緒に捕まっていたメイドの方が前に出てきた。
「では、私がやりましょう。どちらへ向かいますか?」
「ええ、ここはどの辺かしら。近ければそのまま街へ向かうのですが」
「では、この道をまっすぐ行きましょう」
「アンナ、道は分かるかしら・・・」
「え~っと・・・多分大丈夫です!」
「では、お二人で運転席に着いてください」
そういって私たちは馬車に乗って移動を始めた。
「あの・・・助けていただきありがとうございます」
私は笑顔で答えた。
「気にしないでください」
「改めて私は、モニカ・クアドラードといいます」
「私はニーナ・クロフォードです」
クアドラード・・・この子もクロフォード領の反対側の領の子かな?覚えがないわ・・・
「あの・・・クロフォードって言うとイリーナ様の娘さんですか?」
「ええそうですよ?」
「イリーナ様はお元気ですか?」
モニカは思わず身を乗り出してきた。私は少し引いて答えた。
「元気ですよ。私を笑顔で社交界へ送り出してくれましたもの」
「私イリーナ様にご挨拶したいと思いここまで参りました。でも、あのようなことに巻き込まれてしまって。お手の方ボロボロですけど・・・大丈夫ですか?」
「あ・・・ええ、大丈夫ですわ」
せっかくもらった包帯もボロボロね・・・もう真っ赤っかだし・・・
こうして話しながら私たちは街へと向かっていった。




