大暴れ
私は盗賊に囲まれていた。
アンナもう少し待っててねすぐ行くから。
「なんだこの女、暴れだしたぞ」
「捕まえるんだ!」
前に居た二人が一斉にこちらに向かってきた。
私は向かってきた二人のうちの一人に向かって懐に一瞬で入って思いっきりお腹を殴った。殴られた一人は吹っ飛んでいき壁に激突し気絶していた。もう一人はそれを見ても気にせず捕まえようと走ってきていた。
私は一気に顔の所に飛び顔を掴みその勢いのまま壁に叩きつけた。壁にはヒビが入り周りから小石がパラパラと落ちてきていた。後ろにいた二人は何か危険なものを察知したのか一人が武器を拾いに走った。
私はすぐに振り返りそれを見つけると地面を蹴って一気に距離を詰めてそのまま頭を掴み地面にたたきつけた。武器を拾おうとした男そのまま動かなくなり。最後の一人は怯えていた。
私は真顔でスーッと男の方を見た。男は入口に向かって逃げた。私は一気に距離を詰め蹴り飛ばした。どこまで飛んだか分からないけど吹っ飛んでいった。
周りにいた男達をあっという間に片付けた私は速足でアンナの元へと向かっていった。
少し奥に行くと二人の男が刃物を持って立っていた。
「お前何者だ!」
「わたしはニーナ・クロフォードよ!アンナを返してもらうわ」
一人が服がボロボロになったアンナを捕まえ首に刃物を当てた。
「大人しくしろよ?動けばどうなるか分かるだろ?」
もう一人がニヤケながらこちらへ歩いてきたが、私は一気に踏み込みアンナを捕まえてる男の顔に一撃食らわせてぶっ飛ばした。
歩いてきていた男は何が起きたか理解できていない様子だったが構わずお腹に血の滲んだ拳を入れ黙らせた。
そして私は拳を構え一撃入れ男を地面に倒すと馬乗りになった。その段階ですでに気絶していたがさらに一撃加えもう一撃加えようとしたときアンナが飛びついてきた。
「ニーナ様それ以上はいけません!」
「アンナ?・・・無事だったのね」
私は魔力を切らさずに緩めその代わりに探知範囲を広めながらアンナを抱きしめた。
少しして周りを見るとあちこちに気絶した男達が横たわっていた。私のせっかくのドレスも汚れてしまっていたが。アンナの姿は服が破られてほとんど下着姿だった。
私はドレスを脱ぎアンナに渡した。
「ニーナ様いけませんよ!」
「少し汚しちゃってるし小さいかもしれないけどその姿よりマシよ」
私はコルセットにキュロットのようなものを履いた姿になった。
「私の事はいいのでニーナ様ドレスをそれにその姿・・・」
「大丈夫よこの方が動けるからそれにあの下着はちょっと大人すぎるわ・・・」
問答を繰り返し最終的にアンナはドレスを着た。
その後私とアンナは入口の方へ歩いていき他に捕まっていた二人の縄を焼き切った。
二人は警戒してこちらを見ていた。
「私たちはこのまま出ていくけどあなたたちはどうしますか?」
「私たちは・・・いえ、私たちも連れてってください」
そういって私たちは入口へ移動して私だけ一度外へと出た。




