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子供達の社交界

日が進み子供達の社交界が行われた。


「2人とも綺麗ね」


私は綺麗なドレス姿の2人の前に居た。


「お母様、ありがとうございます~」


「やっぱり黒にするべきだったかしら」


本当に個性が出るわね・・・魅力はたっぷりだけど


「さあ、いってらっしゃい!」


私は2人の娘の背中を軽く押して送り出した。


【社交界の場】

ニーナが来た時のような会場にはそれなりの人数が既に揃っていた。ニーナの時よりは少し少なく静かな方だった。そしてそこにエリナとエリスが階段から降りてくると一斉に注目され、その場にいた全員が一礼していた。


「皆様、今宵は来ていただきましてありがとうございます。ぜひとも親睦をを深めて良き人間関係を作っていってください」


エリナはそう言うと拍手を受け、そのまま社交界が始まった。


エリナとエリスは始めはしばらく一緒に行動していて、その周辺には仲良くなりたいと沢山の子供達が集まってきていた。エリナとエリスは笑顔で対応していき、段々と別行動に移って行った。


エリナは不思議と男の子が集まってきていて声を掛けられ続けていた。


「お美しいですね。ぜひ、今度私とお茶でも」

「いえいえ、私といかがですか?」

「おいしいお茶菓子をご用意いたしますよ」

「僕と一緒に城下でお買い物なんていかがですか?」


少しタジタジになりながら笑顔でエリナは答えた。


「あ、ありがとうございます。ぜひ、時間が合いましたら、よろしくお願いしますね」


その言葉で男の子達は喜びながらも、誰が最初か言い争いになり始めていた。


「喧嘩はおやめください」


エリナの声は空しくかき消されて困り果ててしまっていた。


一方のエリスの方は姉と比べて世渡り上手なのか色んな人と分け隔てなく接して行き問題もなく楽しんでいた。ところが虐めをしているような女の子の集まりを見つけるとそっと近づき解散させたりしていて、一部からはあまりいい風には見られていなかった。


エリスは少しして姉が困っているのに気が付いた。


「お姉様、これは一体?」


「ええ、ちょっと大事になっちゃって・・・」


「どうしたらこうなるんですか」


エリスはため息を付くと言い争いしている中にあっさりと入って行った。すると、すぐにその言い争いは止まり軽い注意をした後、その集まりを一度解散させた。


「お姉様、しっかりしてください」


「エリスありがと!」


エリナはその後も楽し気に周りを見て、エリスはそれを心配しながら周りを見ていった。


少しすると食事などが運ばれてきて会場はさらに盛り上がって行った。


【ニーナ】

一応伝えたけど・・・私みたいにフォークに困らされなければいいんだけど・・・


私は心配をしながら部屋で日記を書いていた。

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