久しぶりに出た社交界
また日が進み私自身も社交界などに出るようになってきていた。
久々にエリックと一緒に歩き昔を思い出していた。
子供が生まれる前はこうしていたのが当たり前だったのに今じゃ珍しい光景になっちゃったわね
色んな貴族が声をかけてきていた。
「これは王妃様お久しゅうございます」
「お元気そうで何よりです男爵」
「私どもも心配しておりました」
「心配おかけしました」
女性達も珍しく私の所に来ていた。
「王妃様、お元気そうで何よりです」
「ありがとう伯爵夫人」
「今度、エリナ様やエリス様、シエル様もお姿を見せていただけませんか?」
「そうね、エリックに相談してみるわね」
「ありがとうございます」
こうした声だけではなく自分の子供を結婚させようとエリナ達を狙ってる貴族も中には居た。そういった貴族を私は笑顔でいなして社交界を過ごしていた。勿論その社交界には堂々とタリアも来ていて近くにはレオともう1人女の子がいた。
「タリア様お子さん2人目も居たのですね!」
「貴女には負けていられませんもの」
「お名前はなんて言うのかな~」
私はそう聞くとその女の子はタリアと一緒の表情で答えた。
「いくら王妃様とは言えこの場でそのような口調はいかがなものかと思いますが?」
「あ、え~っとそうね。ごめんなさいね」
タリアはなぜか誇らしげにしていた。
「申し遅れました。私の名前はソフィア・アライアと言います」
「しっかりしているのね。凄いわ」
褒めたけど一切この子表情を緩めないのタリア様よりしっかりしてるんじゃない?
「ニーナ?今変な事考えなかった?」
「タリア様、私の心でも読んでいるのですか?」
「ええ、変な事を考えている時は表情を見ればすぐに分かりますもの」
「え!?そんなに出てました!?」
私はわざとらしく驚くとソフィアはため息をついてレオの元へと歩いて行った。
「タリア様は子供も立派で凄いです」
「貴女も社交界に連れてきて勉強させればいいのよ」
「そ、そうね・・・考えておくわ」
スパルタな教育をしてそうで怖いわね・・・
「それはそうと子供達の社交界にくらいは顔を出させるつもりよね?」
「そろそろかと思ってはいるのですが・・・心配で」
困ったような笑顔でそう言うとタリアはため息をついた。
「甘ちゃんね」
私はしゅんとして「はい」と答えた。
「貴女王妃なのよしっかりしなさい!」
小声でタリアはそう言うと私は辺りを見渡して咳払いをして表情を戻した。
「私の時見たいなことが起きたらと少し考えてしまって」
「貴女の子供ですものね~私とは大違いよ!」
タリアは昔とは違いお上品に笑っていた。




