会合5
この組織の名前どんなのがいいかしらね・・・単純なものなのか変わったものなのか・・・
「それも話し合わないといけないですけど名前の方はどうしますか?」
「名前か・・・」
凄く面倒そうに3人がこちらを見ていたのが分かり変な汗が出た。
「じゃあ、適当に候補を上げていくので選んでください」
「そんなにあるのか?」
「本当に適当ですよ?」
しばらく考えた後に何個か候補を上げていった。
「マジックユニオン、五国魔導頂点議会、国際魔道連盟、ペンタ・アルカニア、カルデロン養育チーム」
「おい、待て、最後何か変なのなかったか?」
「気のせいですわ~」
「ぜってえ~わざとだろ・・・」
「5つ出してみましたが、もっと必要ですか?」
3人はそれぞれ考えているようだった。私は呆けているナタリアを立ち上がらせた。
「そろそろ先生も参加なさってください」
「え?えっと~今は何を~」
「この組織の名前ですよ。候補は上げましたからそこから選んでください」
「候補?」
私は呆れながら候補をもう1度言った。
「沢山出ましたね~えらいです!」
「先生しなくていいですから・・・選んでください」
しばらくすると3人は何か話し合っていた。
「決まりましたか?」
「いや・・・言葉の意味を知りたくてな。聞いておったのだ」
「意味ですか・・・」
「ペンタとはなんだ?」
「あ~とある国の言葉で5を意味する言葉です」
クレナガルはその答えにまた悩み始めると次はピッツェルが声を上げた。
「マジックユニオンってのは魔法に関係あるの?」
「マジックは魔法や手品なので関係あるかと思います。ユニオンはそれの連合という意味ですよ」
カルデロンはまだぶつくさ言っていた。ナタリアは少し落ち着いたのか教員のような意見を言い出した。
「ニーナさん!相手の嫌がるような事は言っちゃダメですよ!特に最後の案は・・・」
「先生・・・そろそろ答えを決めないと怒られますよ」
「え?」
ナタリアは周りを見てまた慌て始めた。
「ど、ど、どれがいいんでしょう・・・私なんかが」
「ナタリア先生、覚悟を決めてください。貴女はもう校長としてここに来ているのですから」
「そ、そうよね」
そしてそれぞれが考えを固めたようだったので、それぞれ上げてもらった。
「マジックユニオン」「国際魔道連盟」「ペンタ・アルカニア」
ナタリアだけは未だに悩んでいた。
「ほう、魔道連盟とは意外に堅い物を選んだなカルデロン」
「そっちこそペンタを選ぶなんてな。若作りは程々になクレナガル」
「カルデロン育たなくていいの?」
「んだと!年増は黙ってろ」
「今なんて言った?」
「ええい、2人ともやめないか!・・・後はテラゴニアの校長の意見だけだな」
2人はそう言われてナタリアを睨んだ。それに気が付いたナタリアは私の後ろに隠れた。
「先生・・・生徒の後ろに隠れるのはおやめください」
「ニーナさんはどうして平気なの~~」
「ここはちゃんとした場所ですよ。そんな態度の方が失礼に当たります。そろそろ先生の意見を言ってください」
ナタリアはビクビクしながら私の横に立った。
「じゃあ・・・」
3人は唾を飲んだ。
「学生保護委員会で!」
「やっぱり3人で決めるとするか」
「そうね」「そうだな」
ナタリアは涙目でこちらを見たが私は呆れて顔を背けた。




