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拘留

【エリック】

急いで戻ってきたダンは驚いて口を開け、ナグアの表情に恐怖した。


「アハハハ、あれが私達を躍らせて笑っていたのよ!!」


あれがあれがとニーナの事を何も知らないで!


「私達が必死になって研究していたのも面白おかしく見てたんだわ!」


ニーナは君達のために考えてくれていたんだぞ!


「所詮、貴族のお遊びだったのよ!!」


「黙れ・・・」


「アハハハ、私はあれの操り人形よ~!」


「ダン、命令だ。こいつを縛れ」


ダンは戸惑ったが急いで縄を取りに行き戻ってきた。


「本性を現したわね!!私達を肉壁して用が済んだら捨てるのね!!」


ダンはやるせない顔をしながら縛って行った。


「君を侮辱罪で拘留する」


「ええ、ええ!何の罪でも被りますよ!!アハハハハ」


狂った笑い声を上げながら牢へと連れていかれた。


ニーナの様にうまく説得出来なかったよ・・・すまない


【ニーナ】

何日も掛けてクロフォードの北の方へと着いた。


「軽く溶けるかやってみましょうか」


私は火の玉を大きく作りその後、圧縮して魔力を込めた。大きさは拳程度で目の前に撃ってみた。


ゆっくりとそれは進んでいき地面を溶かすように進んでいった。


「ニーナさん?火の玉で山に穴が開き始めてませんか~?」


「先生・・・これを馬車が通れるくらいの大きさでやりますよ」


「へ?」


私は半円のような形の火の玉を作り出すと同じように魔力を込めて大きくそして赤黒くしていった。


「馬車二台分ってこれくらいかしら?」


アンナは馬車を見比べてもっと大きくと体を使って表現した。それを見た私はさらに大きくしてアンナを見た。アンナは首を縦に振っていたのでそのまま放った。


ゆっくりと進んでいき大きなトンネルの様に穴が開いて行った。私はそのあと崩れて来ないように穴の周りを魔法で固めていった。その様子にナタリアは震えて怖がっていて、アンナは応援していた。


あんまりにもゆっくり進むので山岳の真ん中辺りまで行くと一度私は休みに出てきた。


「熱気が・・・熱気がすごいわ」


アンナは氷を出して私にくっつけた。


「ニーナ様!おつかれさまです!!」


「アンナ・・・化粧が落ちるわ・・・」


「あ・・・」


「アンナ?」


私は笑顔で怒りながらアンナを捕まえて背中に氷を突っ込んだ。


「ひゃああああああ!」


凄い声が出てるわね・・・


そしてその日は近くの村を探して休むことにした。

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