熱い魔法使い達
その後も私は訓練場と研究室を交互に行く日々が続いていた。
研究室では頭を抱える人や新人に教えている人・・・怪しい魔法を考える人など色々居た。訓練場ではマカオンがそこの主の様に毎日居て魔法を撃ち続けていた。たまにアンナを自由にさせると競い合って魔法を撃ちまくっていた。
「マカオン!そろそろ色々出せるようになったんじゃないの?」
「お!姫さん見てくれよ!色々出せるようになったぜ!」
マカオンは構えると炎、水、風、土と出せるようになっていた。
「どう?少しは憧れの魔法使いに近づいた?」
「どうだろうな・・・派手さが足りない気がするぜ」
「じゃあ、勉強ね!」
「い、いや~それはちょっと・・・」
明らかにマカオンは嫌がっていたが、私は研究室へ引っ張っていった。
「本を読みなさい!」
私もよく言われたわね・・・セバスやテリサに扱かれながら・・・
「ど、どれを読めばいいんだ・・・」
「中級くらいの魔法でも覚えてみたらどう?」
「中級?派手なのか?」
「結構あるわよ?」
その後、十数分でマカオンは消沈した。その場に居たナグアとその様子を見て苦笑いを浮かべていた。
「副長にマカオンを選ぶとああなりそうね・・・」
「・・・そうですね」
「ナグアの方はどう?進んでる?」
「私の方は自分の魔法よりも複合の魔法を作ろうとリアと一緒に研究していた所です」
私はナグアと共にリアの元へと向かった。
「複合がそんなによかった?」
「ええ!威力も高いですし!」
「二人以上居ないと使えないわよ?」
「それは~・・・そうなんですが」
「それに貴女・・・まだ課題の3つ目出来ていないでしょ・・・」
「それは!出来なくても良いって言ったじゃないですか!!」
「ふふふ、冗談よ」
リアの元へ着くとリアは紙に色々書いていた。
「ニーナ様!」
「リア、こんにちは!」
「複合難しい」
「ええ、合わせる魔法も考えないといけないからね」
「でも、楽しい」
「それは何よりですね」
ナグアはリアの後ろに行き、紙を覗いていた。
「あ~結局私と同じような詠唱になっちゃったのね」
「同じ?」
「私の炎を主体に同じような風を作り出して放つ魔法」
「その方が強い」
「私も考えたわ・・・でも圧倒的にその魔法は風が早く発動しちゃうのよね~」
「唱えるタイミング考えて」
「合わせる部分もリミッターを付けないと私達まで吹っ飛んじゃうし・・・」
「強いからいい!」
ナグア達は言い合いが始まったので私はそっとその場を離れた。
そっと離れた後、私は監視の付いたヤボヒを見つけた。




