↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
364/539

リリアンナの策略?

バリナスはため息をついた。


「あまり時間もありませんし、そろそろ決めていただけますか?」


「・・・何をですか?」


「死ぬか付いてくるかですよ」


「あなたも浅はかじゃありませんか?」


「そうですね・・・この質問は確かに浅はかですね」


バリナスは片手をあげた。


「苦しまぬように一瞬でやるのですよ」


フードの男は頷くとナイフに力が入った。しかし、ナイフは動かなかった。


「遊んでいる暇はありませんよ?」


バリナスはそう言いながら部屋を後にした。


「ま、待ってください!ナイフが!!」


寸前の所で私は凍らせて動かないようにしていた。そしてフードの男に一撃を与え大声を出した。


「誰か!!その男を捕まえて!!」


バリナスはすでにその場から消えていた。


最悪この人を締め上げれば何か情報が分かるかもしれない・・・死ななければだけど・・・


【エリック】

さっきの女性はまさか!


僕は急いでその女性を追いかけて行った。


どこへ行った!確かにこっちに来たはずだけど・・・


僕は周りを見ていると一人の女性が顔を隠して寄りかかってきた。


「あ~少し酔いが回りましたわ・・・」


「大丈夫ですか?僕少し急いでいるので」


「ちょっと待ってくださいまし~」


「すいません、急いでいるので!」


「あら・・・女性でも追いかけてるの?」


「僕も忙しい身でね」


移動しようとした手を女性は掴んだ


「捨てていくなんて寂しいですわ・・・で・ん・か」


「あなたは!?」


そして僕はそのままその女性を空いてる部屋へと移した。


「・・・まさかこんな所で会えるとはね、リリアンナ」


僕はリリアンナを睨んだ。


「あら・・・覚えていただけて光栄ですわ」


「僕は君を探していたんだ」


「な~に~私の事好きになっちゃったの?」


依然としてリリアンナは妖美な笑顔をしていた。


「不敬罪として君を捕まえるために」


「私には覚えはありませんわ」


「君に無くても僕にはあるんだ」


「で、どうするつもりなの?」


「このまま兵士へ引き渡す」


「そんなことよりいいの~あなたのお姫様は今頃何されているか分からないわよ?」


「話を逸らさないでくれ」


リリアンナは自分の手を開いて爪を見ていた。


「あの社交界はあなた達を歓迎してるって社交界じゃなくてあなた達を別れさせるためのものだったとしたら?」


「なに・・・!?」


ニーナが危ない!


「リリアンナここを動かないでくれ兵士を呼ぶ」


「は~い」


僕は急いで部屋へと戻った。


「甘いのよね~あのお坊ちゃん」


リリアンナは妖美に笑いながら部屋を出て歩いてどこかへ行った。


ニーナは!ニーナはどこだ!


僕は会場を探し回ったがどこにもいなかった。


一人にするべきじゃなかった・・・またやってしまった。僕の落ち度だ。


顔を青くして必死に探し回るが見つからず周りの目は全て嫌な目に見えてきていた。その時声が聞こえてきた。


「誰か!!その男を捕まえて!!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。