ニーナの由来?
日が進みある時、私宛に手紙が送られてきた。
「お父様だわ!」
「え?エヴァン様ですか?久しぶりですね~」
アンナも食いつくように見ていた。
「アンナ・・・私ってこんな理由でこの名前になったの?」
「へ?」
間の抜けた返事をアンナはするとしばらく考え、気が付き笑い出した
「ちょっとアンナ!笑わないの!」
「だって~」
思ったより安直な付け方ねきっと・・・
手紙には現状の事と私の出自が掛かれていた。
お兄様も大変なのね・・・それにしても私の名前の由来きっとこれよね
私の誕生日も書かれていた。その数字は217日だった。
私は次の217日には18になって式と魔法兵の話が上がってくるのね・・・
その後、私も現状や今後の事など書いて手紙を送った。
しばらく日が進むと十数枚入った手紙が届いた。母からの手紙で私は開けるのが怖くなっていた。
私はその手紙を読み顔を真っ青にしながら返事を書き、ユミナに急いで出すように渡すと兵舎に逃げてきた。
訓練場にはあまり魔法兵は居なくて普通の兵士は沢山いた
みんな研究をしてるのね・・・マカオンは研究してるとこ見たこと無いけど・・・
マカオンは無詠唱で複数の火の玉を出せるようになっていた。周りの兵はその姿を不思議そうに見ていた。
天気もいいし私も何かしようかしら・・・
私はアンナに紙とペンを持ってこさせ、自分は石で机と椅子を作り出した。その様子に周りは若干引いていた。
「ニーナ様~持ってきましたよ~」
「ありがとアンナ」
そして私は普通の兵の方を見ながら術式を書き始めた。それは簡単な術式ですぐに出来た。
発動すると水がそれなりの勢いで出ていた。そして、少しすると止まった。
これを・・・石に彫って~あの辺りに置けば~冷たい冷水器~な~んて喜ばれるかしら
私は薄い石のタイルを作り、氷柱と氷の金づちを作り出すと彫っていった。そして出来たものを普通の兵士の訓練場に持って行った。
「何ようですか?ニーナ様、こちらはあなたの管轄ではありませんよ!」
「ええ、いつも見てくださってるので贈り物をしようと思いまして」
「贈り物?」
「冷たい水の出るタイルなんていかがかしら?」
「冷たいですか・・・?」
兵士は不思議そうな顔をしてそのタイルを受け取った。
「床に置いて発動させてみてください」
兵士は言う通りにして水を出した。そして手を出して水を触った。
「つ・・・冷たい!」
「飲み水か体を拭くように使ってもらえると嬉しいです」
「では、皆で使わせてもらいますね」
「また擦り減って使えなくなったら教えてくださいね。作りますから」
そして私はまた術式を考え始めた。




