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兵士長への頼み

兵士長を探して歩いていると兵士達が喋りながら歩いてきた。


「すいません。ブランド様いらっしゃいませんか?」


「で、殿下!?」


王子が横に居たらそっちに目が行くよね・・・話しかけたのは私だけど


兵士は急いで敬礼して話した。


「先ほどあちらの方で話しているのを見かけました!」


「ありがとう」


「ハッ!」


王子にはしっかり挨拶するのね


そうしてブランドの元へと歩いていくと若い兵に何かを話していた。


怒っているのかしら、若い子が委縮しているわ


「ブランド様!」


「ん?おお、ニーナ様ではございません・・・か!?エリック殿下!?」


「やあ、君が兵士長だね」


「こんなところへようこそおいでくださいました」


若い兵はその間にさっと移動していった。


「ブランド様折り入ってお話ししたいことがあります」


「なんでしょうか」


「魔法兵の事で・・・この前の部隊長の話をしたいと思って」


「今のままでは誰もなれませんな」


「なのであなたの力を借りに来たのです」


「私が行ったときは魔法が分からないとと言ったではありませんか」


「部隊長に関してはあなたの方が知っているでしょ?」


ブランドは腕を組んで鼻を鳴らした。


「この前は魔法を知らないと追い払って次は助力を求めるとは随分虫のいい話ですな」


「ええ、虫のいい話ですが、お願いしたいのダメかしら?」


「そうですな、あまり気乗りはしませんな」


王子は笑顔でブランドに迫った。


「兵士長、僕からも頼みたいんだ。駄目かな?」


「殿下まで・・・分かりました。私も見ましょう」


「それにあたって少しブランド様に知っておいて欲しいこともあります」


「なんですかな?」


「魔法の事を少しだけでも知っていてもらいたいのです」


「私は兵士です。魔法は覚える気もないですぞ」


「大事な事です。簡単な事だけでもいいので」


「分かった。分かりやすく頼みます」


「よかった。では、さっそく始めましょうか!」


「始める?」


ブランドは首を傾げていると私はブランドを引っ張り研究室へと移動した。


「き、汚いですな・・・」


「・・・片づけさせますわ」


魔法兵は私達を見て急いで片づけた。そして私はブランドに簡単な魔法の事を話していった。


「3つの魔法の種類に危険性、確かにあの場で無茶をさせかねない私には知識不足だったようだ。しかし、使いすぎるとどうなるのだ?」


「私の時は鼻血が出て意識が朦朧となって体も倦怠感で動けなくなり始めますね」


「体がだるくなれば魔力切れの前触れということですな?」


「ええ、その通りです」


「無茶をすればしばらくは使い物にならないと」


「言い方が引っかかりますがその通りです。2~3日寝込む場合もあります」


「軟弱な事ですな」


「魔力を使うというのはある意味危険ですから」


「剣よりもですかな?」


「あなたも一度体験したと思いますが?」


「ううむ・・・」


ブランドは考え込んでしまった。

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