いちゃつき
セバスは一息つくと「そろそろ仕事がありますので」と言って部屋を後にした。
魔法学校に行って魔法勉強をしてる間に戻れればと思ったけど・・・ニーナさんが魔法に興味があるとは思えないしやっぱり普通の学校になるな。となると自力で学校に行くまでに見つけるしかないのか・・・
俺は考え込んでいた。
「ニーナ様~また眉間にしわが寄ってますよ~しわになりますよ~」
アンナは顔を覗き込みながらそういってきた。
俺はハッとした。
「アンナ・・・私にしわがといいましたか?」
アンナはしまったという顔をしながら後ずさりし始めた。
「あ・・・その、えへへ」
俺はニヤリと笑いながら構えた。
「ア~ン~ナ~!」
「キャーお許しくださ~い」
珍しく部屋は賑やかになっていた。
二人でいちゃつくのが落ち着くと俺は急いで方法を見つければいいんだと考えた。
しかし、外へ出れないとなるとどうすれば・・・
【セバス】
お嬢様はどうやら外へ興味を持たれた様子だった。それはそこまで悪い事ではありませんが・・・
旦那様からしてみれば悩みの種になるでしょう・・・勉強をいくらしてもまだ粗が目立ちますし。
しかし、外での情報は必要かもしれませんな。一度旦那様に伺ってもよいかもしれませんな。
・・・珍しいですな部屋が賑やかですな。まぁたまにはいいでしょう。
【ニーナ】
さぁ、今日も魔法の練習をしようかな。
アンナを連れて外へ向かった。もう廊下で会う人達の目はある程度変わっていた。
「あ、ニーナお嬢様こんにちは~」
「こんにちは~」
「今日はとっておきのお肉の料理をお出しできるかもしれませんよ」
「本当ですか!楽しみにしていますね」
だいぶ変わったな~俺が来た頃は見ただけで逃げてたくらいなのに。
外へ出て屋敷の裏手に行き魔法を撃っていた。
発動までの時間を短くできればなぁ~後は複数撃てるようにしたいね
炎はだいぶスムーズに出るようになっていたが氷は生成に時間が掛かっていた。
俺はまず頭の上の方で炎を作ったみた。そこから魔力を広げて、広げたところに炎を付けるイメージをしていた。
どんどんと炎が付いて行った。それを前方に飛ばした。まだ威力としては実用はできないレベルだが形はできていた。
魔力があるところは割と使えるね。いっそ体に魔力を流してずっと念じてみようかな。
そういって色々な魔法を試していった。




