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王妃への質問

私は大胆にもユミナに王妃と会えるように取り次いでもらうことにした。


王様の様子も気になるし、王妃様自身食事の部屋に来ないのも気になる、色々時になることが多すぎるわ。それに毎回私の部屋に来てもらっているし今回くらいは私が出向きたいですし・・・


「ニーナ様?大丈夫ですか?」


気が付くとアンナが顔を覗いていた。


「え?どうしたの?」


「だって、難しそうな顔してますよ?」


「顔に出ちゃってた?」


「はい!くっきりと!!」


「また、テリサに叱られちゃうわね」


私は笑顔でアンナの頭に手を添えた。


「私しか見てませんから大丈夫です!!」


そうして少し話しているとユミナが戻ってきた。


「ユミナ、おかえり」


ユミナは私の方を一瞥するとすぐにドアの方に頭を下げた。


「あなたは侍女に対してこのような扱いをしているのかしら?」


王妃がそこに現れ、私は苦笑いをして頭を下げていた。


「私から伺おうかと思っておりましたが・・・」


「面倒よ」


私は一蹴され王妃はそのまま椅子へ腰かけた。


「何かお話があるんじゃなくて?」


そういうと王妃は私を椅子に座るように手で促した。私はそれに応え座った。


「ええ、今朝、王様が少し疲れた様子だったので気になってしまい」


「様子は見たわ、でも、詳しくは知らないわ。仕事に関してはあまり話さないの。他は?」


凄く淡白な答えが返ってきて少し怒られそうで恐怖していたが次の質問をした。


「王妃様はお食事はいつもお部屋で摂られてるのですよね?何か理由が?」


「あなたに話す必要はあるのかしら?」


「いえ、気になったので・・・」


「それだけかしら?」


王妃は不機嫌な様子で私を睨んだ。


「少し失礼にあたるかもしれませんが、エリック王子にはなぜご兄弟がいらっしゃらないのかお聞きしてもよろしいですか?」


「なぜ、気になるのです?」


「愛する人の事を知るのはいけないことですか?」


私は負けずに笑顔で対応した。それを見て王妃はため息をついた。


「あの人・・・ライカールは王位継承争いを嫌っているのよ」


「何かあったのですか?」


「知らないわよ。私が来た頃にはもう王だったから」


ここから先は王様に聞かないと分からないわね・・・いや、お城にある記録を読めば分かるかも・・・


「最初に女の子ならきっともう一人と言われたでしょうね」


「でも、エリック王子が生まれた」


「そう、だからこれ以上頑張ることは無かったわ」


仲が悪いわけじゃないのね。きっと


「これでよかったかしら?気になることっていうのは」


「私は、同じように一人目が男の子だったらそれ以上・・・」


「知らないわよ!そこはエリックと決めなさい!」


「王妃様、話しにくいお話までお聞かせいただきありがとうございました」


「別に話しにくい話では無いわ。それに少しは自覚が芽生えてきたようですし。私は少し安堵しましたから」


そういうと王妃は立ち上がり部屋の入口へ移動した。私は頭を下げた。


「また軽い気持ちでエリックと居ようとしてたらあなたを追い出しますからそのつもりでいなさい」


その言葉を言い残すと部屋を後にした。王妃が出た後を私は少しの間眺めていた。

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