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ガタイのいい人が・・・

その後も魔法兵士達の様子を見ていた。魔法兵士達のほとんどは研究をするようになっていた。


今までは撃つだけの人が多かったから少しは変わるといいわね


一部の魔法兵は未だに魔法をどんどん撃っていた。中にはあのガタイのいい人も居た。


火の玉を大きくする練習なら分かるのですけど・・・


しばらくしていると試し撃ちの様に魔法を使う人が現れた。しかし、魔法は発動していなかった。隣の人は撃った魔法が変な所から湧き出していた。


お城壊さないか心配ね・・・それと研究室を作るのも急務かもしれない


私は必要なものを考えながら様子を見ていた。気が付くとアンナは魔法兵達の中に混じって魔法を撃って遊んでいた。


私はユミナの方を見るとユミナも呆れた表情をしながら眺めていた。


「アンナ!あまり邪魔しちゃ駄目よ~」


「分かりました~!」


そう言ってアンナは魔法をポンポン撃っていた。その横にあのガタイのいい人が立ち、負けないように火の玉を上空に撃ち続けていた。


元気ね~・・・課題の事覚えてないんじゃないかしら


しかし、様子を見ていると不思議な事が分かった。


あれ?ガタイのいい人詠唱してる?それとも術式?


火の玉の上がる速さがどんどん早くなっていった。アンナも同じように放っていって速さが同格に思えるくらいになっていた。


あの人もしかして・・・古代魔法使えるようになったのかしら


「嬢ちゃん、やるじゃねえか!」


「おじさんもすごいです!!」


気が合うのね、この二人


「アンナ~他の魔法も使ってみたらどう~?」


アンナは頷くと氷を撃ちだした。その姿を見てガタイのいい人は少し悩んでいた。


「俺、その魔法は知らないんだが・・・」


「勘ですよ!!勘!!」


「そうか!勘か!!」


それで撃てるのかしら・・・


ガタイのいい人は手を翳すと目の前に小さい水の塊が出ていた。その姿を見て私は表情に出るほど驚いてしまった。


う、そ・・・そんなことってありえるのかしら、でも、アンナも知らないうちに使えてたし、感覚的な天才なのかしら


しかし、氷にはならずに地面に水の塊は落ちた。それを見て二人はがっかりしていた。


その後も二人で魔法の練習をしておじさんは氷を出せるようになっていた。私はその様子を見て困惑しながらユミナを見た。


「ユミナも行ってみる?」


「いえ、遠慮させていただきます」


「そうよね・・・」


そして、私とユミナはその様子を眺めていた。


他の人にも変化があれば面白いんだけど・・・魔法学校の時の方が慎重にできてたのかしらね・・・


周りで魔法を暴発させている魔法兵士達の方も見ながら私はそう思っていた。

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