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序列

話し合いが一区切り付くと私は部屋に戻された。


部屋に戻るとアンナが飛びついてきた。


「ニーナ様大丈夫ですか?」


「ええ、話し合いをしただけだから」


ユミナは相変わらずアンナの数歩後ろで会釈した。


「おかえりなさいませ。ニーナ様」


「ただいまユミナ」


そしてアンナがしつこく話し合いの事を聞いてくるが全て受け流してしばらくしていると王子が顔を伏せたまま入ってきた。


「エリック王子?どうなされたのですか?」


いきなり私を抱きしめた。


「絶対に戦いには参加させない。命の奪い合いなんて以ての外だ」


私はいきなりことで混乱したが少しずつ分かった気がしていた。


「エリック王子が居ればそんなことにはなりませんわ・・・きっと」


「絶対に守って見せる」


私も抱きしめるとユミナはアンナの目を隠した。


「な、なんでですか~」


「静かにしてください、お邪魔になりますよ」


「私は大人です~~」


少し騒がしい後ろを気にせず少しの間私は王子と抱きしめ合っていた。


そして王子が離れると私はそっと笑顔で見送った。互いに「おやすみ」を伝えて


次の日、テリサは少し狼狽えながら部屋に居た。


「テリサ?お、落ち着いてくださいね?」


「で、でも、ニーナ様あの本そんな大層な物だとは・・・」


「ええ、でも、大丈夫よ。お咎めも何もないはずだから」


私はテリサを宥めながら今日の勉強は軽い物でとお願いしてその日の勉強をすぐに終わらせた。


その後、兵舎に移動すると少し訓練の様子が派手になったのが見えた。そして相変わらず私の前に急いで整列をした。


「進捗具合を聞かせてもらえますか?」


「はい!現在課題のうちの1つは大体の人は進んでいると言えますが、まだ悩んでいる者もいるようです!」


「2つ目の課題は?」


全員が目を伏せた


「1つ目の課題しっかりしてくれればいいわ!!2つ目は感覚を掴めばすぐにできるようになるわ!」


そう言って生活で使う火を出す魔法を使い指に火を灯すとそれを大きくしたり小さくしたりして見せた。


「大丈夫、焦らずやってくださいね!!」


一斉に返事が返ってきた。その後、私のやったことを真似しようとする人や1つ目の課題に打ち込む人、本を読みに行く人などに分かれて行った。そこにブランドがまたやってきた。


「ふむ・・・もう少し序列ができればもう少しやりやすくなるかもしれませんぞ」


「序列?」


「例えば、私の様に歳で決めてもよろしいですし、力で決めてしまってもよろしいかと思いますぞ」


「もしかして、リーダーを決めるということですか?」


「お察しの通りですな」


「この規模だと2人か3人くらいになりますか?」


「1人か2人かですな」


「難しい選択ですね・・・」


「一度決めてしまえば変えられませんからなしっかり見てあげてくだされ」


珍しくまともな事をブランドが言うと私は色んな意味で驚きブランド戻って行ったので見送った。

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