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本の内容

私は昼食後少し休みまたすぐに本を読み始めた。


そして日が落ちる前には本を読み終えた。が、私は完全に頭から煙が出ていた。


お・・・終わったわ・・・覚えられてないけど、読み終えたわ


私はなんとか力を振り絞って魔法の本を手に取った。そして開こうとした瞬間にユミナに止められてしまった。


「ゆ、ユミナ?」


「ニーナ様・・・一先ず、休憩をお取りください」


「私なら平気よ!」


「いえ、あの方が・・・」


ユミナの後ろで今にも飛びかかろうとしているアンナが見えたので私は観念して休憩を入れることにした。


あのまま読もうとしてたらアンナに襲われてたかもしれないのね、本当に両極端なメイド二人だわ


そして私はユミナの用意したお茶を飲みながらアンナと戯れてまた本を開いた。


読んだ記憶が無いわ、この本は一体・・・


中身はアルビーネの話していた古代魔法に似ている内容の本だった。私は思わず目を丸くして立ち上がった。その様子に二人は驚いた。


「テリサ・・・テリサを呼んでもらえますか」


私のその姿にユミナは急ぎテリサを呼びに走った。私は目を見開き動揺していた。


こんな本一体どこで、しかも著者はアルビーネさんじゃないのに、まだ新しい本・・・まさか、他にも古代魔法の使い手が!


私は少し落ち着いて本を読んでいった。内容は大体アルビーネの話した内容と一致していた。ただ、書かれていた一部はとても過激で目を背けたくなる内容だった。


「ニーナ様!」


ユミナは汗一つかかずに走ってきた。その後をテリサは息を切らしながら走ってきた。


「何事ですか?」


「ええ、ごめんなさい。テリサ・・・この本どこで手に入れたの」


私の表情は真顔で真っすぐにテリサに視線を向けられていた。その表情にテリサは固まってしまっていた。


「テリサ・・・お答え願います」


そして一歩歩きだそうとした瞬間、アンナが私に抱きついてきた。


「落ち着いてくださいニーナ様!」


「ええ、大丈夫よアンナ私は至って冷静のつもりよ」


アンナの頭を撫でるとそっと引きはがしてテリサにもう一度質問を投げかけた


「それは、じょ、城下の者が売っていたものですよ」


私は表情を笑顔に変え、そして近づいて行った。


「それは真実だと思っていいのですね」


テリサは少し焦ったような表情を浮かべるとすぐにいつもの顔に戻った。異様な空気にアンナ達は唾を飲んだ。


「どんな人が売っていたのか分かりますか?」


「それは城下の本を置いている店の店主が売っておりました。特に変わった様子もないお方です」


「分かりました。急がせてしまい申し訳ありません」


テリサは安堵して会釈し外へ出ようとした。


「もし、これを書いた人が他国に居たら・・・大変な事になるかもしれないわね」


その言葉に焦りを感じテリサは元の場所に戻って行った。

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