何が起きてるんだ
俺たちは街に着くとイリーナは病院へ行くようにセバスに伝えた。
病院へ着くと医者らしい人が飛んできた。
「イリーナ様いかがなされましたか?どこかお体が?」
イリーナは笑いながら俺を前に出した。
「今日はこの子を診てほしいの」
「お嬢様をですか?分かりましたどうぞこちらへ」
俺は案内されるまま診察室らしき場所へと移動した。中はそこまで大きくは無いが掃除はされている程度の場所だった。
「それでどうなされましたか?」
俺は自分がこの子ではなく別の人間であること、この世界の記憶は無いということを伝えた。
医者は難しい顔をして俺の頭をゆっくりと見た。
「外傷はない・・・ぶつけたりした訳ではなさそうですな。とすると何かの精神的な負担が原因で一時的に混乱が起きてこのような症状を起こしたか・・・考えたくはありませんが呪いの類なのか・・・私がここで出来る事は軽く話を聞く事しか出来なさそうです。申し訳ない」
俺はなんとなくそんな気がしていた。しかし、呪いなんてあるのだろうか・・・呪い?オカルトは俺は分からないぞ?
「あのもし、呪いだった場合はどうしたらいいのですか?」
医者は軽く笑いながら
「教会に行ったらいいと思いますよ。呪いか鑑定してもらってもいいかと」
俺はこの子に憑りついてると思われてるのか・・・しかし、それならこの子の意識もあってもおかしくない気がするが行ってみるしかないか・・・
「分かりました。ありがとうございました。教会にも寄れたら寄ってみようと思います。」
病室から出るとイリーナは立ち上がりどうだったか聞かれたので精神的な負担かもしれないということ、もしくは、呪いの類かもしれないということ伝えた。
「今から教会へ行くことは可能ですか?イリーナ様」
イリーナはすぐにセバスに指示を出し教会へ行くことになった。
教会に着くと神父様が外を掃除していた。
「おや、イリーナ様どうなさいましたか?」
穏やかにそう話すと俺は医者で言われたことを伝えた。
「では、呪いかどうか見てみましょうこちらへどうぞ」
中に入ると長椅子が並べられており奥には女神像が飾られていた。
ファンタジーっぽいなぁ・・・この世界もしかしてファンタジー系なのか?呪いとかあるしと思いながら神父さまの前に移動した。




