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お散歩がてら魔法の練習

あれから数日後、俺はまだ魔法で色々試していた。


今使ってるのはあくまで魔力操作によるもので魔法らしい魔法ではない気がする。本を浮かせたりアンナのスカートの裾を軽く上げてみたりはできる、後は探知で人が来てるかどうかが分かる。

あまりパッとしないものばかりだな。


俺は魔力が視認はできないがどんな形になっているかは感覚で分かるようになってきていた。


魔力を何かに変えることはできないかな?例えば炎とか。


「アンナさん。ちょっとお外へ散歩に行きませんか?」


「いいですね~天気もいいですし、お茶もすぐ淹れられるように準備してきますね」


アンナは準備をしにどこかへ行った。俺はその間に魔法の本を一冊選んで魔力で持ち上げた。


その後、庭へ行き机に本を降ろした。そしてゆっくりと歩きながら人差し指を立て魔力をそこから丸く出した。その姿を見てアンナは不思議そうに見ながら付いてきていた。


このまま魔力を出してここに炎を出すイメージをしてみた。


俺の指先が光り始めた。アンナは驚きながらも見守っていた。


俺は小さく炎のイメージ炎のイメージと呟きながら魔力を込めていく。すると指先から炎が現れた。


「お嬢様?また生活魔法の炎を出すものですか?」


アンナは不思議そうにこちらを見ていた。


「今回は詠唱はしてないわ」


「詠唱無しででるんですか?」


「でたわね・・・」


その後、俺は出してみたり消してみたりを繰り返しスムーズにできるようになってきていた。


次は、他のも出せないかな~定番はやっぱり氷?


俺は氷をイメージした、とても冷たく鋭い氷を頭に浮かべ魔力をどんどん込めていく


すると小さいが尖った氷が指の上に現れた。


「お嬢様?次は氷なんか出してどうするんですか?」


出すことを考えていたのでその後の事は考えていなかった。とりあえず飛ばすイメージをして飛ばしてみようかな?


飛んでいくイメージをした。とても早くとイメージすると勢いよくどこかへ飛んで行った。


「お嬢様!?氷が飛んでいきましたよ!」


思いのほか早く飛んで行った。他にも試していった。


土を盛り上げるイメージをして魔力を地面に流し続けたら土が盛り上がり、風を巻き上げるイメージをしてアンナのスカートの所に魔力を流していたら巻き上がりアンナは急いでスカートを押さえた。


色々と試していると少し疲れた感じがしたので少し休憩することにした。

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