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魔法評価の話

校長室でこういった事があったと話をしてみると校長も悩んでいた。


「確かにのお・・・ニーナや教員に聞いて作るだけでは本人のためにもならんし・・・自分達で考えてほしいというのが、わしの見解じゃ」


「どうにかしたいですね・・・例えば4人なら4人で発動する魔法とかグループ学習をしやすい環境を作るとか・・・」


その言葉に校長が固まった。


「あ・・・あのう、アルゴス先生?」


「ああ、すまんすまん。少し面白そうな事を言うなと思ってな」


「面白そうですか・・・」


「今まで複数人で撃つ魔法なぞ、発想が無かったのでな」


「でも、評価の件もありますし個人でも作りたいと思う方もいますし何かいい方法があればとは思いますけど。」


校長は笑い出して、私とアンナはビクッと驚いた。


「複数人必要な魔法は派手になりそうじゃその案は教員達と話してみよう。後は・・・個々の魔法の事だな」


「個々の魔法の相談をなんとかしやすい方法・・・盗作の可能性があると話していましたわ」


「そこなのじゃ・・・もし、罰則なぞ作ってしまえば猶更一人で作るようになるじゃろうし」


しばらく、私と校長は考えて沈黙が流れた。そしてアンナが呟いた。


「ニーナ様、その人しか使えない術式や詠唱を組み込んだりはできないのですか?」


「それも、考えたのよ?でも、そんなものがあるのかどうか分からないし、あったとしても他の人が使えなくなっちゃうから」


「考えてる間はそれを組み込んで発表する時に外しちゃうのは駄目なんですか?」


「そうね・・・もしかするとそれで不具合が起きる可能性があったりはするけど可能ではあるわね」


校長が目を丸くして私達の会話を聞いていた。


「お主等・・・解決しそうな勢いで話してるな。しかし、ただの従者では無かったのか?」


「アンナはこう見えて古代魔法だけなら色々使えるようになってますので本を読ませてる所なんです」


アンナが頬を膨らませて呟いた。


「褒めてくれたっていいじゃないですか・・・」


私はその言葉を聞いて頭を撫でた。


「少し考えてみるとするかの・・・個人専用にして後で他も使えるようにするという考えは面白いが解析されれば取られてしまうからのお、しかし複雑化はして面白そうではある。まあ、そこまでするなら一人で考える者が多そうじゃが」


「簡単なものでしたら詠唱の一部を教えるだけでいいんですけどねえ・・・」


「そうじゃな・・・お主、古代魔法以外の知識までわし並みになっておらんか?」


「それは確実に気のせいですわ」


そして複数で魔法を使うという案は評価も高くするという条件も付けて話し合いをするという事になった。

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