勉強から逃げたいな
朝セバスに起こしてもらってセバスの足元を見ると本が沢山置かれていた。
「お嬢様おはようございます」
「おはようございます。セバスさん、その足元の本はどうしたんですか?」
「これは追加の魔法関連の本と今後必要になりそうな本などまとめて買ってまいりました」
結構な量を持ってきたな。勉強しろってことなんだろうけど苦手だったんだよね・・・勉強。
「すぐお嬢様に戻られるにしろ戻られないにしろこれからは勉強をしていただきたいと思っておりますがよろしいですか?」
「お手柔らかにお願いします・・・」
しょんぼりしながら答えるしかなかった。
それからは魔力を操ったりする時間と勉強する時間を取りながら毎日を過ごすことになった。
そして数カ月が流れて行った。
俺は魔力を操る練度も上がり色々出来るようになった。例えば魔力を体の外へ放出し広げ、誰かが来るのを察知したり、魔力を使って物を浮かせて移動させたり色々とできるようになった。
勉強の方はまぁ・・・頑張ってる方だと思う。
「お嬢様おはようございます」
「おはようございます。セバスさん」
「本日はいかがなされますか?」
「朝食後に勉強をして午後から魔法を練習しようと思っています」
セバスは頷き朝食を準備するといって部屋を出た。
その後、セバスと勉強をして、午後になった。
「では、お嬢様午後からは魔法を練習ということで何かありましたらお呼びください」
セバスはそういうと部屋を出て行った。最近は、セバスと別行動することも増え、代わりにアンナが来てくれるようになった。セバスの時に比べると少し自由になった感じではあった。
「ニーナ様~勉強は終わりましたか~?」
「ええ、今日の分は終わらせたわ・・・」
いつの間にかアンナと仲良くなって砕けた仲になっていた。
「これから何をするんですか?」
「これからまた魔法の練習だよ。今日は、お・・・私の中にニーナさんが居ないかどうか調べれたらと試すとこよ」
いまだに慣れない言葉使いをしながら今日も魔法を試すのだった。
俺は人が来たことは探知できても誰かまではまだ分からない状態だった。しかし、体の中にニーナか誰かいれば分かりそうだと思ったので魔力を使って探知してみることにした。




