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魔力操作!

俺は魔力の感覚を忘れる前になんとか操作できないか試してみた。


まずは、右手に魔力を集めて・・・少し右手が熱くなってきた。次は、左手に移動させてみようかな。


魔力を移動をさせる事は出来た。次はそれを炎を出す魔法で意識してやってみた。


右人差し指から出た炎を右中指へ移した。右中指の炎を左手の人差し指に移動できないかと寄せた。


魔力を右手にも少し左手にも少し流して、炎の付いた手と反対の手に移るかやってみようか。


蠟燭に火が付くように左手の人差し指にも炎が付いた。


上手く魔力を動かせたのかな?熱いのが流れたのは分かったけど、これが魔力なのかな?


次の事をしようとしているとアンナがお茶を持ってきた。


「ニーナ様~お茶をお持ちしました~」


俺はゆっくりとお茶を飲みながらどうやれば魔力をもっと操れるのか考えていた。アンナは不思議そうにしていた。


「ニーナ様もしかしてお茶を持ってくる間に何かしてました?顔が少しニヤついてますよ」


「ちょっと実験がうまくいったからですかね」


アンナの淹れてくれたお茶を一口飲んだ。


「セバスさんの出してくれたお茶と違う香りのお茶ですね」


「今日のご飯は少しこってりしてましたから、さっぱりするお茶を選びました~」


これも貴族の社会では当たり前の気遣いってやつなのかな・・・大変だな。


「アンナさんはお茶の勉強もしてるのですか?」


「いえ、ここの人達にさっぱりするお茶はどれか聞きました!」


まだ若そうだしこれからってことだよね・・・


俺はちょっと不安になった。


「アンナさんはニーナさんとは結構喋ってましたか?」


唐突にニーナの話を振ってみた。


「あんまり喋ったことなかったですね・・・私まだ1~2年くらいしか働いていませんので、任されたのも最近ですので」


少し顔が暗くなったニーナさんと何かあったのかな・・・


「すいません、言いづらい事でしたね。この宿舎や屋敷の人の事聞いてもいいですか?」


少し顔色を戻し話し出した。


「みなさん、優しい人達ですよ。私が困ってる時は色々教えてくれるんです。」


俺はそれからアンナの話を聞きお茶を飲み部屋へと戻った。


それから俺はアンナに読書をさせて魔力を操る練習をして時間を潰した。


次の日、セバスが帰ってきたらしく朝起こしに来てくれた。

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