表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
137/145

土の魔法

また今日も勉強をこってりと教えられ・・・フラフラと外へと出た。


このままでは精神がどうにかなってしまいますわ・・・


私は息抜きと言わんばかりに魔法に打ち込み始めた。


土がない時に土の魔法は使えないのかしら・・・炎や水は何もない所から出してるはずですし。案外想像していたら出たりしないかしら。


私は木の近くに座り手を出して魔力を掌の前に出しつつ石を想像していた。しかし、出ることは無かった。

すぐそばに落ちていた小石を持ち手の上でコロコロ転がしながら考えた。


石・・・冷たい・・・動かない・・・硬い・・・


そんな連想をしながら石を持っていない手をまた前に出した。


今持ってるものを出すんだ。とても硬い石!


手の前に石が現れた。そして私は魔力をそのまま込めて行った。どんどん大きくなっていく、人の頭くらいになった。


硬さは多分土の壁と同じくらいかしら・・・


私は風の魔法で鎌鼬を起こし石に飛ばした。石は割れずに石の左右に突風のような風が吹いた。


壁より硬いんじゃない?魔力を込めたから硬くなったのかしら


また土の壁をいつものように出し鎌鼬を起こした。土の壁はあっさりと切れた。もう一度今度は魔力を増やして壁を立て鎌鼬を起こした。壁に傷すら付かなかった。


人形も同じように魔力を込めれば崩れなくなったし硬度が増すのね・・・人形を空中に出せないかしら。


そして私は何度か試し空中に泥人形を作り出すことができた。土塊を飛ばしたり石を生成して飛ばしたり土の魔法も少しずつ増えて行った。しかし、私は全部攻撃をする魔法ばかりだと思い少し怖くなっていた。


あまりいい気のしない成果ね・・・どうせならお花を咲かせるとか可愛い魔法できないかしら


その後も炎の形状を変えて飛ばしたり、氷で色々作ってみたりと試して授業の時間は終わった。


私は学校から出てしばらく歩いた所でまた変な馬車が居るのに気づいた。すかさず魔力で探知してみた。その瞬間男が二人私を囲み掴みかかってきた。片方の男が私腕と口を布か何かで抑えもう片方の男は私の足を持ち上げ運ぼうとしていた。


気を緩めすぎた。振りほどかないと


暴れて抵抗していると後ろから声が聞こえた。


「あなたたち!何をしているの!離しなさい!」


タリアがそこには立っていた。そして魔法を構えていた。男たちは一瞬怯んだ、その隙に私は魔力を纏って無理やり男の一人を投げた。その姿を見てもう一人は逃げて行った。


「ごほっごほ・・・タリア様、助かりました」


「情けないですわよ、あんなやつらに後れを取るなんて」


「ええ、気を緩めすぎましたわ・・・でも、なぜあなたが?」


「私あなたほど疎くありません事よ」


そしてタリアは高笑いをしてそのままどこかへ歩いて行ってしまった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ