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バーリア!

リアーネは不思議そうな顔をしていた。私はふと目の前に現れたリアーネの顔を見て少し驚いてしまった。


「ど・・・どうしたの?」


「なんか考えてる」


「え、ええ・・・ダンジョンってリアーネは入ったことあるの?」


「ダンジョン?ない・・・でも、本で読んだ」


「どんなのが中にいるのかしら・・・」


「ゴブリンとかスライムとか・・・」


「色々居るのね。一度見てみたいわね」


「私も行きたい」


「学年が上がってもう少し余裕ができたら聞いてみましょうか」


「それまでにできるようになる」


そしてまた、リアーネは急ぐように火の玉を撃ちだした。


今はこれくらいにして新しい魔法を考えようかしら。次は誰かを守れるような・・・


その日の授業は終わって行った。この日の帰りは変な人も出ずすんなりと寮へと戻れた。


次の日、私は貴族の勉強で絞られぐったりしていた。


マナーだけじゃなく内政の話まで・・・難しすぎるわ。そういえば、普段ならこの様子を見ればタリアが煽りにくるはずなんだけど・・・静かね


ぐったりしながら私はまたリアーネの元で考えていた。


守るといえば障壁かな~でも、簡単なものなら土の魔法で壁を作ればいいし。土の魔法以外でできないかな

漫画やアニメの世界なら透明の壁ができて防いでたよね・・・同じことできないかな~


何気なく頭の中で想像した障壁を出してみた。


やっぱり透明だよね・・・叩いてみても何か壁みたいなものがあるのは分かるけど、強度までは分からないわね。


そしてリアーネの火の玉を見た。


いきなりあれを受けるのは勇気がいるわね・・・


その後、私は少し離れた所に火の玉を作り自分に向かってくるようにしてみた。ゆっくりとしたその火の玉をこの障壁で防げるのか試した。すると、防げるどころか跳ね返って行った。


予想だと目の前で爆発するはずだったんだけど・・・跳ね返ったわね


ゆっくりと跳ね返った火の玉はスッと消えて行った。


幅を広げて試してみたらリアーネの火の玉も怖くないかしら・・・


私はリアーネを呼んで私の少し上に火の玉を撃つようにと頼んだ。リアーネは不思議そうな顔をすると少し離れて火の玉を作った。私は障壁を上に伸ばし受ける体制を整えた。

リアーネの火の玉が勢いよく飛んできた。私は力を込めた。火の玉は障壁に当たるとやっぱり跳ね返った。リアーネの方へ飛んで行ったのは予想外だったが当たらずに済んだ。


「今のは?」


「障壁を作ってみたの」


「普通じゃない」


「え?」


「跳ね返すのは聞いてない」


「あ・・・ごめんね。危なかったわね」


「それはいい・・・でも初めて見た」


リアーネは興味深そうに私の周辺を手探りで触ろうとしていた。それを見て私は障壁を出して様子をみた。


「ここ、何かある」


障壁に手が触れたのかそこを撫でていた。


「不思議・・・少し押し返される」


そうしてリアーネは面白そうに触って遊んでいた。

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