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詠唱の作成

1日くらいではあったが私はアンナをパン屋へ送迎していた。その間も襲われる事なく怪しい人の姿の見えなかった。そして学校へ行く日、私とアンナはいつも通り寮を出た。できるだけ外に居るときは気を張りつつ移動していた。


学校へ着くと少し安心しいつも通り授業を受けていた。


自由研究の時間になると私はリアーネの様子を見に行った。


リアーネは相変わらず火の玉を出していた。


「リアーネ調子はどう?」


「まだ、分からない・・・けど、詠唱無しで炎が出た!」


「本当!?すごいじゃない!」


「でも、魔力が分からない」


「じゃあ、今度は別のもの出してみない?」


「別の?」


私は氷を出した。アンナも出せたのだから出せるようになるはずと思ったからだ。


「氷?」


リアーネも真似をして出そうとしていたが出なかった。


「先に魔力分からないとできない!」


そう言ってまた炎を溜め撃ちしていた。


「そういえばタリア様は今日はいないのね」


「ニーナ居なかった時は来てた」


自分の魔法でも開発してるのかしら・・・


そして私は校長に借りた本を読みながら色々試していた。


よくある攻撃系魔法の詠唱を少し変えて試してみようかしら。多分炎とか水とかの部分を変えれば出ると思うの。


そして私は色々試してみた。元の世界でよく耳にしていた言葉、サンダーやライトニングなど詠唱にくっつけてみたが出る気配は無かった。


よくある雷の言葉じゃ駄目みたいね。どうしようかしら


おそらく炎の部分もよくある言葉じゃなくこの魔法の言葉で構成されているから・・・魔法の言葉で作る必要があるのかもしれない・・・


そして魔法の詠唱の言語を調べ始めた。


恐らくここが炎の部分だと思う所を一文字一文字調べてみれば分かるかもしれない。


そして色んな詠唱の一文字一文字抜き出し、その後辞書の雷の項目を探しこの世界での意味や言葉などを当てはめ組み込んでいった。


そして仮の詠唱ができた。成功するか失敗するか分からない代物ではあったけど私は木に向かって撃ってみた。威力は落としてあったはずだが凄い音と光が走り木が真っ二つに割れた。私はびっくりしてその場にへたり込んだ。


想定していた威力を超えてる?でも、できた・・・


その後、遠くから教員の一人が走ってきて安否を確認し、また戻って行った。


改良しないと危ないかしら・・・攻撃魔法でも簡単な部類の詠唱だったんだけど


そう考えながらもリアーネの様子を見に行った。


リアーネは変わらず火の玉を撃っていたが詠唱は無さそうだった。


その姿を眺めながらどう改良するべきかを考えていた。


もっと弱くして持続するようにするべきか。この威力で一瞬で決める魔法にするべきか。ダンジョンの敵がどんなものでどれくらいの威力が必要なのか調べないと決められないわね。


そんなことを考えて見ているとリアーネが不思議そうに私の顔を覗き込んだ。

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