王都へ戻ってきた
私は家族とのんびり過ごし気が付けばあっという間に戻る日になっていた。姉は私よりも数日先に学校へ戻って行っていた。
そして、父と母に見送られまた王都へと戻った。
学校へ行く日にちにはまだ少しあったため、私は寮に戻り寮長に挨拶を済ませてパン屋にも挨拶を済ませていた。しばらく家で気を抜いていた事もあり私は嫌な視線を気にする事を忘れていた。
「挨拶も終わったわね~アンナは明日からパン屋ね」
「え~ニーナ様はまだ休みなのに~」
「送り迎えしましょうか?」
「私は一緒に休みたいです~」
そんな話をさっそくしながら危険だったことも忘れてその日はゆっくりと休んだ。
そして次の日、アンナはブーブー言いながらパン屋へ出かけて行った。
私は学校の事も気になっていたので休みだったが向かうことにした。
何か見られてる感じはするけど・・・気のせいかしら。
そんな気がしながら学校へ入り先生の元へといった。
「ナタリア先生。ごきげんよう」
「あ!ニーナさんおかえりなさい」
「学校へ出てくるときの授業等確認しに来ました」
「そうね、みんなもういますからね。授業は基本今まで通りよ」
「分かりました。ありがとうございます」
私は先生と話し終えるとそのまま外へと出た。校門を出た所で変な人に話しかけられた。
「君がニーナ・クロフォードかね?」
「はい、そうですけど・・・どちら様ですか?」
見た目的には少し身なりがいい恰好に見えた。道には馬車が止まっていて多分貴族なのだろうと思った。
「少し話がしたいんだが時間あるかね?」
「ええ、時間はありますけど・・・」
私は警戒したが、遅かった。急に手を掴まれた。
「な!?何をなさるの!」
私は咄嗟に魔力を纏い急いで手を外した。
「あなたは何者ですか!」
その男は舌打ちをして急いで馬車に乗り逃げて行った。
そうだったわ・・・狙われてる可能性があったんだわ。アンナ!アンナは無事かしら
そして私はパン屋の方へ歩いて行った。
私はパン屋に着いた。アンナが居るのを確認してホッとして私はパン屋付近を調べることにした。
魔力を広げ怪しい視線があったらそっちの方を向く・・・そのつもりで探知し始めたがその日はそれ以上問題は無かった。
そして夜アンナにその話をして注意するように話した。
「ニーナ様狙われるなんて・・・私が送迎しましょうか?」
「他の生徒が居なかったから狙われたのよ。むしろ次はあなたが狙われるかもしれないの」
「私は大丈夫です!危なかったら逃げ切れます!」
なんでこの子こんなに自信があるのかしら・・・
「それでも危ないわ・・・今日王子様に連絡するべきだったわ。とりあえず私が迎えに行くようにするわ」
アンナは納得していないような顔をしていた。




