元気なメイドさん
今日はアンナが朝起こしに来た。
「ニーナ様~朝ですよ!」
アンナさん俺がニーナさんじゃないと分かった途端砕けすぎじゃないか?
軽く挨拶を交わすとさっそくアンナは俺に何をするのか聞いてきた。
「ニーナ様今日は何をしますか~?」
「今日も魔法を試してみようかなって思ってますよ」
「じゃあ、今日もお外で魔法を撃つのですか?」
「今日は部屋でできる事をするつもりです」
アンナは首を傾げて不思議そうな顔をしていた。
「部屋の中で撃てる魔法ですか?」
「いえ、魔力を感じてみようとするために集中するだけです」
さらにアンナは意味が分からなそうな顔になった。
「とりあえず魔力に集中しますね」
椅子に座って集中しようとしたらアンナは軽く笑いながら止めてきた。
「ニーナ様とりあえず着替えてはどうですか?」
「え・・・部屋にいるつもりだから部屋着では駄目ですか?」
「いけませんよ~誰が来るかわかりませんから~今日はどれを着ますか?」
アンナはクローゼットを開け見せてきたが、俺は面倒に思えてそのままでいいと言ったけどダメですよと言われ、仕方なく着替える事にした。
俺は着替えた後椅子に座り胡坐をかいた、そして瞑想するように集中しようとした。
「ニーナ様・・・流石にはしたないですよ・・・」
アンナがやんわりと止めてきて集中ができないので普通に座ってやることにした。
しばらく集中をしているがどこに魔力があるのか、まとめたりできるのか、色々試したけど掴めずにいた。
ふと気が付くとアンナが目の前に座って顔を覗いていた。
「アンナさんどうしたんですか?」
「見た目は本当にお嬢様なのに中の人?は違うんですよね・・・とても不思議です」
アンナは興味があるのかジッとこっちを見ながら首をかしげていた。
集中したいのになぁ・・・本でも読ませておこうかな?
適当な本を読ませることにした俺は本の束からマナーについて書かれてるっぽい本を渡した。
「集中したいので、すいませんがこれでも読んでいてください」
首を傾げながら渡された本をアンナは読み始めた。俺は、それを見てまた目を閉じて集中することにした。
時間が過ぎていくがあまり魔力が分からなかった。そしてかなり時間が経った後、アンナはお腹がすいたようでまた話しかけてきた。
「ニーナ様そろそろご飯にしませんか~?いい時間だと思いますが」
「アンナさん・・・分かりました。ご飯にしましょうか」
「ヤッター!じゃあ持ってきますね~」
アンナはそういって部屋を出た。俺はため息をついて外を眺めた。
アンナさん元気だなぁ・・・集中できないしご飯食べたら外へ行こうかな。
そしてご飯を食べて外へ出ることにした。




