表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
119/136

対策案を考える

【グラント】

クソッ忌々しい。あの爺め・・・それにあの田舎娘め・・・私に恥をかかせてただで済むと思うなよ。

王子が居ようが知ったことではない。後悔させてやる。しかし、あの魔法は一体何だったんだ。


【ニーナ】

王子は体の前で手を組み考えるように話し始めた。


「君は目立ってしまった。まだ学校だけだけど噂が外にも漏れると予想している。これは僕達も悪乗りが過ぎたと反省しているよ」


「そうじゃな、わしらが言わなければここまで目立つことも無かった。すまなかった」


内心は、そうよあなた方が無理に出すからこうなったのよ。と攻めてしまいたかったけど・・・相手が相手だからね・・・我慢ね


「そんな謝らないでください。それでこれから私はどうしたらいいのですか?」


「一応いつも通りに学校に通ってくれたらいいかな」


「しかし、ニーナには従者が居たはずじゃが・・・」


「そっちも手を打たないと駄目だね」


「どうゆうことですか?アンナもだなんて」


私は自分の事よりもアンナが巻き込まれるんじゃないかと心配になった。


「一目見ようと貴族が寄ってくる可能性があるからね・・・強硬策として君の従者を使うものも出るかもしれないから、僕の方でもどうにかできないか考えてみるよ」


校長は片目を閉じて考えてるような顔をしていた。そしてなぜか王子は校長の方をチラッと見た。


「見に来るだけなら問題は無いのではないですか?」


「本当にそれだけで済むと思うかい?」


私は他に何があるのか考えつかなかった。それよりもアンナに危害が及ぶのではないかと思うとすごく心配になってしまって頭が回らなかった。


「君の魔法は普通じゃないからね・・・利用したり秘密を聞き出そうとするものが出る可能性があるんだ。もしそういった輩に捕まったらどうなると思う?」


漫画やアニメなら・・・アンナが・・・何されるか分からないわね・・・


「君自身と君の従者が危険に晒される事になる」


私もそういえばこの体ね・・・ゾっとするわ。


「聞いてるかい?ニーナさん」


「は、はい!」


「念には念を入れないと大変なことになりかねないと僕と校長は考えていたんだ」


「では、対策を?」


「そうだね、まだこれは決まってないけど誰か君たちに付けようとは思っているんだ」


「学校の中でも付き人みたいな人が付くってことですか?」


「この学校は外へ行くこともあるみたいだからね・・・その方が安全だとは思ってるよ」


「そうじゃな・・・いくら教員が付いているとは言えニーナを見ておれとは言えんからのお・・・」


「では、生徒として誰かを入学させるとか・・・」


3人は考えて唸り始めた。


「とりあえずは朝は寮にいる誰かと学校に通ってもらおうか。従者には危険と言うことだけは伝えておいてくれあまり外に出さないようにね」


「それなんですけど・・・私の従者は、今パン屋で働いてます・・・」


2人は顔を見合わせると大きなため息をついた。


「そっちは僕が早いうちに人を出そう・・・」


「お手数おかけします・・・」


「とりあえずじゃ・・・従者には危険とだけ伝えておいてくれ」


そうして私は教室へと戻らされた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ