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試合の終わり

2学年の試合が始まった。1学年と一緒のような始まり方だったが少し派手になった感じだった。それなりの長さの詠唱魔法を互いにぶつけていた。


1学年よりも派手だけど・・・テンポは悪いわね。


詠唱が伸びていた分1勝負が少し長く感じた。1学年の時よりは盛り上がりはしていた。


勝敗はタルスタ校の勝利だった。いい勝負をしていたが2番手が3人倒して勝利していた。

そして3学年の勝負が始まった。3学年の試合は術式も使われたりと2学年よりもさらに激しくなっていた。術式で魔法発動して隙を作り詠唱をする。短い詠唱で邪魔をしつつ長い詠唱を決めるなど一進一退の攻防が繰り広げられていた。中には観客席に風圧が飛んでくるような攻撃もあり盛り上がった。


そして3学年はアテニア校の勝利だった。3人目同士の戦いで勝利していた。

最後の戦いは激しさよりも妙な静けさが勝っていた。派手な魔法もあったが細かな魔法を織り交ぜ本当に大事なところで決めにかかるそんな試合だった。


そして終わりにまた王子と勝利側の校長が挨拶するらしいのだが・・・私は体調が悪いと仮病を使いサッと帰って行った。


後でリアーネに聞くとどうやら色んな人が探していたと言っていたので逃げて正解だったと思った。


私は逃げるように寮に帰るとそのまま顔を鏡で見ていた。


こんな傷残っちゃったら本当のニーナになんて言われるか・・・薬局かどこか寄って来ればよかったわ


そんなことを考えてベッドへ横になった。


流石に王子や校長に何も言わずに逃げたのはまずかったかしら・・・次に学校に行ったら怒られちゃうかもしれない。それ以上に周りから色々言われたりしないかも心配ね。


心配しているとどんどん目が覚めてきたので本を読むことにした。


試合を見て尚更思ったが攻撃系魔法をみんなは練習してたのかな・・・もっと安全な魔法だったり便利な魔法だったり研究することは無かったのかな。


本をパラパラと見ていても攻撃魔法がほとんどで生活で使えるような魔法はそこまで書かれていなかった。


この世界にも治癒魔法みたいなのないかしらね・・・腕を生やすまでは行かなくても傷を治すくらいの魔法・・・あれば便利なのに。


そしてしばらく読んでいるとアンナが鼻歌を歌いながら帰ってきた。


私の顔を見るなり真っ青な顔になった。


「ど・・・どうしたんですか!その顔!」


「ええ、ちょっと怪我しちゃって」


「大変じゃないですか!!跡が残ったら・・・あ~傷薬!いや病院に行きましょう!!」


「大丈夫よ、ちょっと小石が当たっただけだから」


「ダメです。顔なんかに傷が残ったら奥様になんて言えばいいか・・・奥様泣きますよ!!」


「これくらいなら治るわ・・・だから落ち着きましょ?」


アンナは大騒ぎしていたので寮長に傷薬が無いか聞いて少し分けてもらい落ち着かせた。

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