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意外に仲がいい?

私は本を借りたのでまた教室か図書室でその本を読んで過ごしていた。その間もリアーネとタリアの様子を見たり王子の相手をしたりと繰り返し何日か経っていた。


詠唱魔法もどこか術式魔法と似てるようなところがあってそれは魔力操作を行うものが組み込まれていることだった。


やっぱり二つとも魔力を勝手に操作できるようになっているのね。例えば火の玉を飛ばす魔法なら魔力を正面に向けて放出するみたいな詠唱が入っている。古代魔法は自分で想像してその通りに魔力を動かすのだけどそこからすでに違っているのね。


そして私はその本を読んでいきある程度は作り方を理解していった。しかし、大きな壁にぶつかってしまったのだった。


炎や氷といったものは詠唱にあるのだけど雷って無いわよね・・・もしかして作るところからかしら


そうこの世界では電気という知識は一切なかった。明かりを点けたいなら光魔法か火魔法辺りを使うためであった。


ファンタジーあるあるよね・・・お城のシャンデリアなんかはどれだけ魔力を込めて作ってるのか分からないわね。


そうして私は雷の性質など考えどうしたら詠唱に出来るのか考えていた。


今回はお手上げになりそうね~。流石に1からだと私の知識では作れそうにないですもの


そう思って休憩ついでにリアーネとタリアの所へと向かった。


リアーネはあれからもっと火の玉を大きくすることができていた。それに負けじとタリアの方も少し大きくなっていた。


「二人とも~調子はどうですか~?」


私は大きな声で二人に問いかけた。


二人は手を止めてこっちへやってきた。


「大声を出すなんてはしたないですわよ」


「タリアだってよく出してた」


「なんですって、このおちびさんもう一度言ってみなさい」


私はとても微笑ましく思えて笑っていた。


「あらあら、すっかり仲良しさんね」


「仲良くなんか無い」「仲良くなんてありませんわ」


二人揃って言い出した。


お互いバチバチしながらもなんだかんだ一緒に練習してるのがまた面白く見えた。


しかし、二人とも魔力を感じる事は出来ていないようで大きくするまでしか出来てない様子だった。


校長がいい仕事していってくれたとはいえ少し時間が掛かりすぎてますわ。すぐ炎を大きくしてたアンナが異常だったのかしら・・・それにしても自分達の魔法の練習は済んでるのかしら・・・


「お二人方、先生に見せる魔法はもうできてますの?」


「最近見せたばっかりですのでまだ時間はありますわ」


「そうだよ・・・そんなにすぐはしなくていいよ!」


なんでこういう時だけ二人息が合うのかしら・・・


私は不思議に思いながら魔法について昔やってたことを思い出しながら二人に伝えていった。

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