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校長に置いてかれるニーナ

リアーネとタリアはまだ魔力が分からないため練習を続けていた。私は雷の魔法を完成させ次に何をするのか考えるそんな1日だった。


私はこの雷の魔法を次は詠唱でできないかと考え、また校長の部屋へ向かった。


校長は相変わらず書類を見ながらコーヒーを飲んでいた。


「おや、次は何の用かな?」


「実は新しい魔法を作ったのですが。次は詠唱魔法にしたいと思いまして」


「ふむ・・・」


何かを考えながら本をまた1冊出してきた。


「今回はそんなに役に立つかどうか分からんが一応この本を読んで見なさい」


「ありがとうございます」


そして校長は興味深そうな顔になりその魔法の事を聞いてきた。


「して、その魔法はどんな魔法なんじゃ」


「ええ、この世界にあるか分からないものを飛ばす魔法ですよ」


「この世界に無いものじゃと?」


私は一瞬まずいと思ったがここまで言ってしまったので言うしかないと思った。


「雷・・・電気を使った魔法です」


「デンキ?とな」


校長は少し裏返ったような声で首を傾げていた。


「また機会があればお見せいたしますわ」


「いや、今見に行くとしよう」


そういってまた転移の術式を使って飛んだ。


「便利ですねその術式は」


「とっておきじゃよ」


笑顔でウィンクしながらそう言うと急かす様に魔法をねだってきた。


「ほれ、はよ見せんか」


私は苦笑いをしながら木に向かって最初は弱くどんどん強く撃っていき最後は木を倒した。


「どんだけ木を倒せば気が済むんじゃ・・・」


校長はそう呟きながら倒れた木を見に行った。


見せろって言ったじゃない・・・


校長は髭を触りながら木を見て考えていた。


「今のはデンキとか言ったのお。光の魔法でも炎の魔法でもないのじゃな?」


「ええ、おそらくは違うと思いますよ。この世界にも静電気があれば説明しやすいのですが・・・」


「セイデンキ?ふむ・・・」


「服を着たりとかする時にバチバチと音がなったりチクチクしたりしたことはございませんか?」


「あれがどうしたのじゃ・・・?いやもしやそれを強くしたのがそれか!?」


流石魔法学校の校長もう理解したのかな?


私は驚いた。こんなあっさりと理解されるとは思わなかったため言葉も出なかった。


「面白い事を考え付くもんじゃ」


髭を触りながらそう言って笑っていたので私はついでの様に泥人形を作り踊らせてみた。


「おぬし・・・一体いくつ魔法を作るつもりじゃ?」


校長が軽く引いているのが分かった。私はその姿を見て笑ってしまった。


「まったく・・・古代魔法の使い手は変わってるものが多くて退屈せんわ」


「そういえば先生、古代魔法使いは他に居ないのですか?」


校長は少し難しい顔に変わった。


「そうじゃな~昔は居ったが今はどこへ行ったのか知らんのじゃ」


「居たのですか!?」


「うむ・・・しかし、ここまでの魔法使いではなかったぞ?」


そう言って校長は速足で転移しようとしていた。


「まあ、その話はまたそのうちな」


そう言って私を残し戻って行った。


私置いてけぼりなんですが・・・


そう思いながら学校の方へと歩いて行った。

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