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雷の魔法

それからも時間があれば私はリアーネとタリアの練習を見ながら研究を続けていた。


泥人形は結構楽に動かせるようになったわ、この魔法は誰でもって訳にはいかないわね。術式でも詠唱でもできる気がしないもの・・・


そして泥人形をクルクル踊らせながら、リアーネとタリアを見ていた。心なしかリアーネの火の玉は大きくなっているように見えた。タリアはそれに気付いているのかいないのか一心不乱に火の玉を大きくしようと張り切っていた。


「リアーネ、そろそろ魔力を感じないかしら~」


リアーネからはしばらく返事は無かった。タリアの方も集中しているのか反応もなく私は何をしようかと考えていた。


この前撃った雷をもう少し改良できないかしら。


そう思い、木へと魔力を伸ばし私は電気を弱めに撃った。一応今度は光ってるものが見えた。


木には焦げ跡が薄っすら付いておりそれなりに威力はあったようだった。


私はまた離れて魔力を伸ばし電気を放つ。それを続けながら少しずつ流す魔力の量を増やしていくとそれにつれて音も大きく光もより大きく強くなっていき、木が耐えきれなくなり倒れてしまった。


流石に音が大きかったのか見に来る人がちらほらといた。私は焦ってその場から逃げた。


そしてリアーネとタリアの元へまた戻った。


二人はまだ火の玉を作り続けていた。リアーネの方は感覚を掴み始めたのかまた火の玉が少し大きくなっていた。


ついにリアーネも火の玉を大きくすることができるようになってきたのね。タリアより先にやってたものね。でも、そろそろ魔力を感じることは出来る頃だと思うのだけど・・・


「リアーネ~どう?何かつかめたかしら~」


さっきと違いリアーネは少しこっちを見て火の玉をまた作り始めた。その火の玉は最初に比べて大きくなっていた。


「ニーナ!大きくなった!」


リアーネは喜びながら空に火の玉を撃った。そしてこっちへ走ってきた。


「大きくできた。私頑張った!」


目を輝かせているが、私は目的が変わってる気がした。


「よく出来たわね。ところで魔力の方は感じられたかしら」


「あ・・・」


忘れてたわね・・・まあ一生懸命だったし意識もズレてしまうわね


「またやってくる」


そういってまた走って行った。タリアの方はまだ大きくすらなっていなかった。


「もうなんでできないのよ!!」


たまに何か叫んでいた・・・


すごいやる気なのはいいけど叫ぶのはやめてね・・・


そう思いながら私は次にすることを考え始めた。

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