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信じてもらえた!?

兄と姉が揃ってニーナを訪ねてきた。そして、3人でお茶をしながら話をすることになった。


なんか二人ともソワソワしてるように見えるな・・・


「なぁニーナ・・・朝に母から聞いたのだけど、本当にニーナじゃないのか?」


「体はニーナさんのですが、中に居るのは尊という名前の男ですよ」


兄と姉は顔を合わせた


「まだ信じられなくてな、何かの悪戯でもしてるのかなと思っちゃってさ」


やっぱり信じてもらえないよね・・・何か信じてもらえる方法はないかな?


「残念ながら悪戯ではありませんよ。日本という国にいて死んでしまったらこの子になってたのです」


「ニホンとはどこの国なんだい?聞いたことないけど」


「この世界にあるかは不明ですが小さな島国ですよ。とてもおいしい物とかある国です」


「へぇー、おいしい物か~食べてみたいな、どんなものがあるんだい?」


お兄さんは興味を持ってくれてるのかなお姉さんはお茶を飲みながら聞いてるだけみたいだけど


「エビや魚、野菜などを小麦粉と卵と水で混ぜた物を付けて油で揚げて塩や出汁を使ったつゆで頂く天ぷらなどありますね。後は、豚ロース肉を分厚く切って下味をつけてパン粉を付けて油で揚げるとんかつというものもありますよ」


「油で揚げる?聞いたことない調理方法だね。今度作ってもらおうかな」


スヴェンはすごく話をしてくれるがエレナ笑顔で聞いているだけだった。


「これが本当にあるとすれば、やっぱ別の国の人なのかな?どう思うエレナ」


「えぇ、お母様も言っているのだから本当の事でしょう。私は嘘っぽく感じませんし信じますよ」


お姉さんの方は信じてくれたのかな?ニコニコしながら話してくれたし。


「僕はこんな症状は聞いたことないし、まだ半信半疑な所もあるけどエレナがそういうならきっとそうなんだろう」


「それじゃあ、私たちはあなたの事なんて呼んだらいいのかしら・・・亡霊さん?」


お母様は亡霊で通すつもりなのか・・・流石に亡霊や尊と呼ばれるのも違うよね。


「一応体はニーナさんのものですし、他の人が居るところで亡霊さんはちょっと変ですしニーナと呼んでもらえたらいいかなと思います」


スヴェンとエレナは顔を合わせ頷くと


「じゃあ僕たちも今まで通りお兄ちゃんと」


「お姉ちゃんと呼んでもらおうかしら」


二人はそういって笑った。その後も少し話をして。


「じゃあ僕たちはそろそろ戻るよ、また話そうねニーナ!」


そう言って二人は屋敷へ戻って行った。

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