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無貌の衆  作者: 彼岸花虚実
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学校内格差

学校に入ったら、自動で組み込まれるみたいで。

選択権も、拒否権も無い。

先の学校で築いた立場も、関係無い。

先輩とのコネも、そこまで役立たない。

全ては、人当たりの良さ、ノリの良さ、時の運。

カーストとは、よく呼んだもので。

上に行けば先生に物言い出来、下に行けば奴隷階級。

めんどくさくて、勉強なんて、出来やしない。

外側に行かなきゃ。

手段なら、幾らでもあって。

先生と仲良くなる?

生徒会、局で活動する?

溢れ者同士でつるむ?

圧倒的成績を取る?

どれだって、周りに干渉されない立場にはいられる。

でも、あくまで脱出の手段であって。

本当の立場も、友達も、出来やしないけど。

それで良い。

どうせ、一生使わない物だ。

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