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無貌の衆  作者: 彼岸花虚実
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79/201

無駄

何かを表現したくて。

色々な方法を考えて。

曲を書いたり、絵を描いたり、小説を書いたり。

そして、詩に辿り着いて。

そうして、沢山書いた。

それこそ、自分でも覚えられない程書いた。

思いつけば書き、書いては思いついて、また書いた。

表現したかった事以外にも、色々な物を書いた。

練習の為に、ノルマを課して、書いた。

そうして、気づいた。

いや、見失った。

自分の表現したかった事は、何だろう。

発想に追われ、時間に追われ。

そうして、目的を見失った。

今書いているこれも、きっと、無駄に終わるのだろう。

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