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無貌の衆  作者: 彼岸花虚実
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信仰

神に祈りなさいと、人は言うけれど。

本当にそうか?

神の権威を借りる者が、真実を伝えられるとは思わないけど。


人一人が何をしたって。

そんな小さな事を気に留める程、神の心は狭くない。

罪を背負っていては裁かれる。

意図の込もった法で、人を救えるもんか。


仏に縋りなさいと、人は言うけれど。

本当にそうか?

原子の教義が分からずに、信者らを迎えられるとは思わないけど。


人一人が何を言ったって。

そんな小さな音を気に留める程、仏の仕事は暇じゃない。

名前を唱えていれば救われる。

人の作った経で、人を救えるもんか。

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