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殺人鬼
自分の心に生まれる、もう一人の自分。
感情に身を任せれば、普段とは違う行動ができる。
感情の一つ一つが、僕の分身であり、他人。
それを押し込めるのは、せっかく生まれた彼らを、殺す事。
知っていても、殺さなければいけない時もある。
自分の分身よりも、大事なものを、守るため。
もう、生まれてきては、くれないかもしれないのに。
僕は殺人鬼。
今日も一人、押し殺した。
ぽっと生まれた、小さな命。
僕は躊躇も無く、それを消し去った。
僕は殺人鬼。
今日も一人、押し殺した。
ずっと一緒の、大親友。
僕は迷いながら、それを切り捨てた。




